2007-01-01から1年間の記事一覧

 大片付けと小模様替え

今日から冬休み。 出産を控えて、赤ちゃんを迎えることを想定して、片付けと準備をする一日になった。 おもに妹の家族からいろいろベビー用品をもらったので、新しく買わなければならないものは本当に少なくてすみそうである。 ベビーベッドやベビーカー・ベ…

 「スーパーの女」

晩御飯を食べながら、テレビをつけてみると、伊丹十三の「スーパーの女」をやっていた。 もう11年も前の作品なのだが、食肉の生産地偽装・リパックによる加工日偽装など、食品流通の裏側で起こりうる(起こっている)問題が真正面から登場して、まるで今年の…

 セーター完成

今日ようやく仕事に復帰した。今年は暦のめぐりで、冬休み中に出勤できる日が少なく、しっかり休めそうな反面、仕事はなかなか片付かない感じである。 本調子には程遠いが、「試運転」といいながらフルに一日頑張ってきた。明日で仕事納めである。 さて、話…

 「かもめ食堂」と「悪魔の手毬唄」

私はあまり映画を見ない。 最後に見に行ったのは、たしか一昨々年に行ったラッセル・クロウの「シンデレラマン」。 相方と観に行ったこともないなあ…。 テレビで放映される映画を観ることはたまにあるが、レンタルでDVDやビデオを借りて観たことは、これまで…

 発熱ダウン

年末の疲れを感じながらも、クリスマス前の3連休を、年賀状に射撃にと、休むのを惜しんで忙しくすごしていたら、イブの夜から体の具合がおかしくなってきた。ふわふわふらふらと、発熱の兆候である。 しっかり寝たら治るだろう、と水分をしっかりとって体を…

 Noptel

射撃の指導や機材の紹介を名目に関西大学の射撃場に招かれて行ってきた。 前回は、施設自体に感心してすっかり終わってしまったが、今日は弾薬のテストに使うクランプ台を試用したり、K見さんと私が持ち込んだシューティングアナライザー「Noptel」を実際に…

 年賀状をつくる

例年、12月30日ごろからバタバタとデザインや住所のチェック・入力、送付先の整理を始め、投函は結局大晦日、なんてことが多い。 これまで一人で出してきた年賀状だが、今年からは相方と二人になった。 まだ結婚が現実味を帯びていなかった頃に、「結婚した…

 立ち入り検査

佐世保で凄惨な乱射事件が起こった。 銃器の悪用は、結果の深刻さと危険の及ぶ範囲の広さから、他とは一線を画す重大な犯罪である。 拳銃による長崎市長の暗殺、病院における人違い殺人も、大変心痛む事件であったが、違法に所持された拳銃によるこれらの事…

 大東飯店

クラブチームの忘年会に参加した。 府のライフル射撃協会は「クラブ制」なので、みんなどこかのクラブに所属している。そういうところは全国でも珍しいのだが、入会するときから何らかの横のつながりができて、先輩が新しい仲間に、技術的なことから協会内の…

 存在感

先輩のTさんに依頼されて、Y県の強化合宿に参加した。 Y県は国体の開催を数年後に控え、昨年から強化事業が進められている。 「予算」をきちんと「強化・普及」に結びつけるには、早い段階から見通しを持って、地道な働きかけを持続することが大切である。 …

 國學院大學へ

学生連盟の総会に初めて出席した。 主将だった現役学生時代と、ちょっとした役が正式についた5年前からと、本来は出るべきところだったのかもしれないが、会議で末席を汚すためだけに行くには東京はあまりに遠い。しかし今回は、様々な経緯を経て代表監督を…

 オリンピア

沢木耕太郎「オリンピア ナチスの森で」を読む。 近代スポーツ草創期のひとつのピーク「ベルリンオリンピック」をめぐる群像が描かれている。 レニ・リーフェンシュタールの「民族の祭典」と「美の祭典」、そしてナチスの影…知識としては知っていた。「前畑…

 名前をかんがえる

一昨日の夜から、相方のお腹で元気にしている子どもの「名前」を真剣に考えはじめた。 「縁起の善し悪し」みたいのを、私はそれなりに考える質である。それに膨大なエネルギーを割くのでは意味がないが、節目節目に意識することで工夫できることなら、良いに…

 「プリオン説はほんとうか?」

福岡伸一の「プリオン説はほんとうか?」を読んだ。 「プリオン」という、脳疾患(狂牛病・クロイツフェルトヤコブ病)の原因となっているといわれる「感染性を持つタンパク質」をめぐる議論は、私が研究室にいた時分に話題になっていた。研究者としてはひよ…

 スプライトの芽

水槽はこのところずっと安定している。 ネオンテトラ・グローライトテトラ・ブラックネオンテトラ、そしてすっかり長老になったシルバーチップテトラとオトシンクルス、清掃部隊のヤマトヌマエビとイシマキガイ。いずれも、元気に泳ぎ回っている。 水草も、…

 「FUTON」

中島京子「FUTON」を読んだ。 「教師交換プログラム」でアメリカに渡った経験をつづった「ココ・マッカリーナの机」という作品で出会った。こころ温まるなかなかいい本だったので、エッセイストなのかな?と思ったら、著者紹介に「作家」とあり、解説で…

 Kさんの死

11月も終わりに近づき、ぽつぽつと喪中の葉書が届く。 直接に知っている知人・友人の祖父母や父母、直接には知らない方の訃報のことが多い。 しかし今日届いた葉書は違った。手に取ったまましばし立ちつくしてしまった。 2003年に高畠町でひとり、合宿させて…

 オンボロ再生

Windows98時代の、筐体を一見しただけで「これは年代物」と思わせるマシン。そういうものを多数投入して、うちの職場の仕事は回っている。2年前にコンピューターの操作を教える教育機関で機器の更新があって、そこで不要になったから、とまとめて譲り受けた…

 久しぶりの大会と新しい技術

全日本選抜クラブ対抗戦で藤枝に来た。 チーム内でうまく移動日が重ねられなかったので、一人ブンブンと300キロあまりを移動した。 日本のオリンピック出場権獲得をかけた最後の戦い(アジア選手権)を12月早々に控えているため、代表クラスは今回出場しない…

 私家版・ユダヤ文化論

内田樹の「私家版・ユダヤ文化論」を読み終える。 ー 因果応報図式に基づく「善」は、ただ懲罰への恐怖からなされる「幼児の善」でしかない。 また、 ー 善行が報われず、罪なき人が苦しむのを見てただちに「神なき世界」を結論したり、人間が善悪の判定者で…

 出会い企画

相方のお腹はずいぶん大きくなり、中から時々元気に蹴ったり押したりするのがよくわかるようになってきた。 生まれてくるまでに依頼されてる「出会い企画」をしておかなくちゃね、ということで、私の大学時代の後輩Iくんと相方の前の職場の同僚Rちゃんを家…

 ありがとう

相方がちょっと丁寧にハンバーグとかぼちゃのポタージュを作ってくれて、食後にはケーキ。 前の職場の生徒から音楽がいっぱいつまったMDがプレゼントされて、親や旧友から「おめでとう」のメールが届く。 ほわほわした気分で静かに誕生日の夜は過ぎる。 [fin]

 深夜を走る

ついこの間まで暑い、と言っていたような気がするのに、朝晩はずいぶん冷えるようになり、昨日からはついに防寒具を来て出勤するようになった。 昨晩、ご飯も片付けがすんで、疲れているし風呂に入って早目に寝るか、と思った矢先、相方が 「どうしよう、出…

 ひさしぶりのジャズ

普段、電車で通勤しているのだが、美術科の先生に道具の搬入を頼まれた関係でめずらしく車で職場に出かけた。 こんな時にこそ、と音楽をかけてみる。 家のラジカセで流す以外に、車のステレオで聴いたり、イヤフォンで聴いたりするが、聴き方はいつもいい加…

 金・銀・銅の日本史

村上隆著「金・銀・銅の日本史」読了。 産業遺跡・飛鳥池遺跡のところから一気に面白くなった。 組成の分析を糸口に、モノに刻まれた技術のプロフィールに光を当て、そこからしか見えない歴史の一側面までも浮かび上がらせる。 出土する器や、道具自体よりも…

 何もないときの練習

11/4にも、練習に行ってきた。 帰途でぶつかる渋滞を避けるルートも探し、だんだんと射撃場に馴染んできた。 今週は、日本選手権なのだが、今年はどうしても休めない仕事の巡りで、本当に久しぶりに出場をあきらめた。残念である。 しかし、何か目の前に結果…

 「ICカード」と「その他の乗車券」

出張があって、いつもと違うルートで帰宅した。 定期券の範囲外を移動するときには、ICOCAを愛用している。この春から近鉄電車もICカードネットワークに加わったために、このICOCAで行けないところはほとんどなくなった。 同じFeliCaを使ったサービスでも、…

 片手間編集業

クラブの部誌を編集するようになって、13年にもなる。 卒業直後の、なんだか訳のわからないときからずっとやってきたのだが、振り返るに、どういう冊子なのか、あまりきちんと考えてきていない。 OB・OG会誌、という色合いが強いが、発行者は主将で、発行費…

 「ロックンロール」

久々に現代の小説を読む。 大崎善生「ロックンロール」。 これまでの大崎作品と何となく違う。わざとインターフェースを安っぽくしてある感じだ。 40歳を過ぎて、他人の薦めで小説を書いてみたら、新人賞を取ってしまった。そこで仕事はやめて作家業に専念…

 ピンポンさん

梅田曽根崎の旭屋書店にふと立ち寄ると、入って少し奥、スポーツノンフィクションのコーナーだったのだろうか、平積みになっているでもなく、目線の少し上の棚にこの本は並んでいた。 ああ、あのピンポン外交を繰り広げた偉大なスポーツ指導者の本だな、と手…