令和を迎えて

令和に元号が変わった。その元日となった5月1日は、連休明けの業務に大きく差し障りが出そうな残務の処理に、朝から夜そこそこ遅くまで職場のデスクに詰めた。4月1日から、子どもたちの前から離れ、日がな一日デスクの前で電話を取り、上席とのやりとりに緊…

さらば射手の日々

昨日(6月28日)、能勢射場で行われた西日本選手権に行ってきました。生徒抜きで1人ひっそりと参戦。こっそり撃って、早々に退散。職場に立ち寄って仕事して帰りました。大して点数を撃てもしない今、若い選手たちを最後まで観察したり情報交換などして、「…

パープルエコー

昨日は娘と二人でお出かけ。 おじいちゃん(私の父)がいずみホールで歌うのを見に行ってきた。わたしにとっては、小学生になったのでようやく、という印象。弟は、俺も行きたかったとしばらく膨れていた模様。ちょっともぞもぞしながらも、最後までちゃんと…

シミュレータのバランス調整

エアライフルから作製したシミュレータは、どうしてもかなりの先重になる。 ビームライフル不足を補おうと、1つ作っておいたのだけど、「重いです」と高校生はなかなか使ってくれない。クラブの方は、MPA事業のワルサーシミュレータとビームライフルで十分回…

「一九〇五年」の彼ら

関川夏央さんは、浪人生だった頃から折に触れ読んできた書き手であるが、久々に(今の職場になってからは初めて)読んだ。現代の人のあり方(の困難)についてのルーツは、近代日本の黎明期、特に近代文学のスタートにほぼ全て出そろっていた。 成熟から遠く…

 困った記事

http://www.47news.jp/47topics/premium/e/238413.php このレベルの議論からやらないといけないのか…。 げんなりしますが、スルーもできません。 議論することはもちろん必要です。 しかし射撃競技関係者として、われわれはまず、「何を競っているのか」が間…

燃料

いい授業ができると、この上なく幸せな気分になれる。 国体後、空白のしわ寄せ、という言葉で片づけられるのだろうけれど、何もかも今ひとつかみ合わず、しんどい日々である。 職場ではほぼ最後までねばって23時ごろ帰宅。そんなでも授業準備のストックは底…

口内炎がひどい

口内炎が大変なことになっている。 国体の途中からできはじめた。職場を離れて、勝手のわかった空間に移り、睡眠時間なんかも人間的な長さになって、少しほっとしたからかもしれない。 いったん身体が口内炎罹患モードに入ると、しばらく治らないので憂鬱だ…

今年度初練習

ブロック予選を、冷や汗をかきながらも2位で通過し、いよいよ本大会が2週間後に迫ってきた。 仕事のほうは、3日間大会で休む分まで整える、どころか、夏休みがあけて間もないのに相変わらず自転車操業に毛の生えた程度で、さきのことを少し考えただけで気の…

木から

科学との馴染みぐあい、というのはいろいろなかたちがあるのだけれど、多様な生き物そのものについての「物知り」さ加減、というのは、とりわけ自分は欠けているな、とずっと感じてきた。 それぞれの領域の「大家」というのが身近にも次々と現れて、「かなわ…

わかりやすい、ということ

刈谷剛彦氏の「学校って何だろう」も、香坂玲氏の「生物多様性と私たち」もそうであったが、敢えて子供に向けたもの、中学生に向けたもの、を読む。 年少者に語るがゆえに、誤魔化せない、ということを、「教える」という仕事をしていて痛切に感じる。 どう…

格差という言葉が隠すもの

志水宏吉氏の著作で、私が働いている10数年の間に、どんなふうにその仕事の「とらえられ方」が変わっていっていたかを、改めて知る。 何のために、どんな人々のために頑張るか、ということは、「自明」であると思っていた。 制度がうまくかみあわなくても、…

夏祭り

実家の夏祭り。子どもたちが浴衣を着る機会として楽しみにしている。 地元に誰か知り合いがいて…というのではないのだけれど、親や子どもたちと足を運んで、祭りがにぎわっているのを見るだけで、ほっとうれしくなる。

あらためて考える

ダイレクトに話題にされ、看板として弄ばれるきらいもあるようなところに、突然身をおくようになって、自分の仕事の足許についてあらためて考えずにはいられない。 考えなければ気持ち悪い、考えなければ胸が詰まるような感じがする、うまく息ができないよう…

夏の読書

今年も淡路島に来た。 いつ慣れて緊張感がやわらぐのか、と先の見えない不安の日々。 しかし、この3日間は、休暇として子供たちとゆっくり過ごす。 ずっとお世話になってきた義父母とともにやって来たが、義母の体調がすぐれない。 夜、薄いものからでもと、…

母校へ

大学の出身研究室に、おそらく卒業以来初めて伺った。 「仕事」として。 新しい、とは言ってももう何年も経つ研究棟に初めて足を踏み入れた。 すぐにでも、実験ノートを広げて、サンプルから蛋白を抽出し、二次元電気泳動を始められそうな気がした。 ずいぶ…

不安は、読んで

おかしい、と思う。 良くなっていない、ということを肌で感じる。 不安が募る。 しかし、なぜかどんどんと押し流されていく。 うなずける内容を、確かな言葉でつづったものを、いまはただ探し、読んでいくことだけが、抗うすべである。 (志水宏吉:検証 大…

 今年もまた

今日は、近畿選手権だった。 50m種目は、この大会が国体の2次予選を兼ねている。 もともと2日間開催の予定だった。その場合、一般的な日程編成ではたいてい三姿勢競技は土曜日になる。 この土曜日は授業をしなければならない週だったので、一次予選終了時…

1ヶ月

4月が終わる。 1日に転勤して以来ここまで、土曜も日曜も不安で休めなかった。 昨日今日とはじめて職場には行かず、「休み」にした。 でも、休むことへの不安が先立つような、緊迫した気分はずっと続いている。国体の1次予選を兼ねた大会があったから取った…

 関西学連総会

今年も総会の季節がきた。 選手強化に関わって2度の合宿指導をしてはいるものの、大会さえ碌に見に行けず、普段から活動に多く関わることはできずにきている。 理事や評議員のほとんどが同様に、少しずつ自分にかかわれる範囲でできることをして連盟を支え…

 1歳

息子が1歳になった。 娘が1歳になった時のことを思い出す。 当時はまだ保育園に行っていなかった娘とは、ずいぶんと違う歩みになっている。 私と息子の普段の有り様は、スリングでぶら下げて一緒に朝ごはんを作ったり、洗濯を干したりと、これは娘の時と変わ…

 Mくんとの再会

東京からMくんが久しぶりにこちらに顔を出す、というので、クラブチームの会長Sさんが喜久屋駒井に再会の場をセットしてくださった。 昨晩、スポーツ指導者の講習会から、直接に京都へ馳せ参じた。 Mくんには結婚式に来てもらったが、(それももう4年近く前…

 スポーツ指導者研修会

公認コーチ資格を更新するにあたって、指定の講習会を受講することが義務付けられている。 いろいろな講習会があるが、首都圏のものであったり、「射撃」というスポーツからは少し縁遠い内容であったりして、行きやすいのは各都道府県の体育協会が主催する指…

 久々の撃つ喜び

合宿二日目。今日は、本来の5人だけである。指導は一段落しているし、お手本を望む声もあって、合間にOくんと私も撃つことにする。 試合以外で練習として撃つのは久々である。 伏射は、先日のクラブ対抗で手応えのあった発見について、確認する。 膝射は、問…

 関西学連SB合宿

SB所持の日が浅い選手を対象に、オフシーズンの練習が充実したものになるようにと、この時期に恒例となった強化合宿である。学生射撃、それも装薬銃競技では、4回生が主力となっているので、彼らが卒業した後、次を担う者の強化、というのが毎年重要になるの…

 イージートーン

Reebokのイージートーンが届いた。 同一会計なんだからあなたの好きなモノを買ったら、というちょっとツレナイ相方の「誕生日プレゼント観」に、ちょっとがっかりしつつ、自分で注文した自分の誕生日祝いである。 一日の中に、ちょっとでも走る時間を取りた…

 40歳

今朝も慌ただしく過ぎた。 そういえば、今日が誕生日だったと家を出てから気がついた。 昨晩遅く一日早く、母が父とおめでとうと、マンションの下までお祝いを持ってきてくれた。寝付いたかどうか、というところの子どもたちと相方を置いて、下に降りる。 先…

 リセット

今日は、藤枝にて全国選抜クラブ対抗戦である。今回は、直前までチーム編成に四苦八苦した。 わがチームの編成の困難とは、若干事情が違うが、今年度の秋は、インカレや国体、ナショナルチーム選考会など、大きな試合が切れ目なく続く日程になっていて、その…

 保育園へ送り迎え

土曜日の5日に文化祭があったから、今日も月曜日だけれど代休でお休み。 こういう機会には、と保育園の送迎を買って出る。子ども二人を乗せての道中は、娘の話を聞けて面白い。これまでと全く反対の、市街から遠ざかる方向へと進む山回りのルートを、この2回…

 七五三

七五三は数えの3歳ではしないほうがいいかもしれない。昨年、どうしようかと少し悩んだけれど、試しに着せてみようとすると、おとなしく着ていてくれないだろうというのがありありだったので、今年に持ち越した。 満三才になった今年、娘は事前の着物合わせ…