関西学連SB合宿

合宿風景



SB所持の日が浅い選手を対象に、オフシーズンの練習が充実したものになるようにと、この時期に恒例となった強化合宿である。学生射撃、それも装薬銃競技では、4回生が主力となっているので、彼らが卒業した後、次を担う者の強化、というのが毎年重要になるのだ。参加者はランキング的にいうと、関西のトップ層をこれから狙っていくあたりの選手たちである。
定期戦などが重なって、2日間の参加者は5人と少なかった。


私が指導をしていることや、参加者が少なくて射座に余裕があることを知って、母校の部員がたくさん駆けつけた。
うちの合宿に、何人か他の大学の選手が混じっている、というような光景になってしまった。みんなモチベーションは高いから、活気があっていい。
Oくんと私で、気になったところにどんどん声をかける。


10mでは実績があるが、SBは始めたばかりのKさん。今回で劇的に進歩した。
昨シーズンの開幕直前にSBを所持して、じっくり作り込めないまま、1年をしのぎに凌いだMさん。目先の1点のために、相当におかしくなってしまったフォームをリセットし、構造について基本から説明して大修正をはかる。
ふたりとも、手応えを強く感じてくれたようで、うれしい。


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