シミュレータのバランス調整

エアライフルから作製したシミュレータは、どうしてもかなりの先重になる。
ビームライフル不足を補おうと、1つ作っておいたのだけど、「重いです」と高校生はなかなか使ってくれない。

クラブの方は、MPA事業のワルサーシミュレータとビームライフルで十分回っているようなので、いったん不人気くんは引き取って、自分で使うつもりでちゃんとセッティングしてみよう、と思い立った。

古いバウのM601、ベテラン射手はご存知のように、ストックやチークピースのあちらこちらに重りを入れられる穴があいている。基本的に直径2センチの円柱状のウエイトを想定した作りになっている。
鉛の廃材はその気になれば集められるし、溶かして型を取るのも昔やったことがあるけれど、家も職場もなかなか環境的に難しいし、時間も惜しいので、ネットで使えそうなのを物色。釣具製作用の素材にいいのがあったので発注。届いた昨日、仕事上がりにコソコソ詰めてみた。

本来は溶かして使うものだが、直径2センチ程度の臼状塊なので、そのまま詰められる。1キロで1800円ほど。

詰められる限り詰めてみて、やっと何とか私のエアライフルに近いバランスになった。
ここまでに詰め込んだ重りの総量は相当なものだ。なしでは構えにくかった訳だ。

帰り際の10分かそこらのことだが、ちょっとでも射撃に関わることに時間を使うのを楽しみに、日々を送っている。