2012-01-01から1年間の記事一覧

燃料

いい授業ができると、この上なく幸せな気分になれる。 国体後、空白のしわ寄せ、という言葉で片づけられるのだろうけれど、何もかも今ひとつかみ合わず、しんどい日々である。 職場ではほぼ最後までねばって23時ごろ帰宅。そんなでも授業準備のストックは底…

口内炎がひどい

口内炎が大変なことになっている。 国体の途中からできはじめた。職場を離れて、勝手のわかった空間に移り、睡眠時間なんかも人間的な長さになって、少しほっとしたからかもしれない。 いったん身体が口内炎罹患モードに入ると、しばらく治らないので憂鬱だ…

今年度初練習

ブロック予選を、冷や汗をかきながらも2位で通過し、いよいよ本大会が2週間後に迫ってきた。 仕事のほうは、3日間大会で休む分まで整える、どころか、夏休みがあけて間もないのに相変わらず自転車操業に毛の生えた程度で、さきのことを少し考えただけで気の…

木から

科学との馴染みぐあい、というのはいろいろなかたちがあるのだけれど、多様な生き物そのものについての「物知り」さ加減、というのは、とりわけ自分は欠けているな、とずっと感じてきた。 それぞれの領域の「大家」というのが身近にも次々と現れて、「かなわ…

わかりやすい、ということ

刈谷剛彦氏の「学校って何だろう」も、香坂玲氏の「生物多様性と私たち」もそうであったが、敢えて子供に向けたもの、中学生に向けたもの、を読む。 年少者に語るがゆえに、誤魔化せない、ということを、「教える」という仕事をしていて痛切に感じる。 どう…

格差という言葉が隠すもの

志水宏吉氏の著作で、私が働いている10数年の間に、どんなふうにその仕事の「とらえられ方」が変わっていっていたかを、改めて知る。 何のために、どんな人々のために頑張るか、ということは、「自明」であると思っていた。 制度がうまくかみあわなくても、…

夏祭り

実家の夏祭り。子どもたちが浴衣を着る機会として楽しみにしている。 地元に誰か知り合いがいて…というのではないのだけれど、親や子どもたちと足を運んで、祭りがにぎわっているのを見るだけで、ほっとうれしくなる。

あらためて考える

ダイレクトに話題にされ、看板として弄ばれるきらいもあるようなところに、突然身をおくようになって、自分の仕事の足許についてあらためて考えずにはいられない。 考えなければ気持ち悪い、考えなければ胸が詰まるような感じがする、うまく息ができないよう…

夏の読書

今年も淡路島に来た。 いつ慣れて緊張感がやわらぐのか、と先の見えない不安の日々。 しかし、この3日間は、休暇として子供たちとゆっくり過ごす。 ずっとお世話になってきた義父母とともにやって来たが、義母の体調がすぐれない。 夜、薄いものからでもと、…

母校へ

大学の出身研究室に、おそらく卒業以来初めて伺った。 「仕事」として。 新しい、とは言ってももう何年も経つ研究棟に初めて足を踏み入れた。 すぐにでも、実験ノートを広げて、サンプルから蛋白を抽出し、二次元電気泳動を始められそうな気がした。 ずいぶ…

不安は、読んで

おかしい、と思う。 良くなっていない、ということを肌で感じる。 不安が募る。 しかし、なぜかどんどんと押し流されていく。 うなずける内容を、確かな言葉でつづったものを、いまはただ探し、読んでいくことだけが、抗うすべである。 (志水宏吉:検証 大…

 今年もまた

今日は、近畿選手権だった。 50m種目は、この大会が国体の2次予選を兼ねている。 もともと2日間開催の予定だった。その場合、一般的な日程編成ではたいてい三姿勢競技は土曜日になる。 この土曜日は授業をしなければならない週だったので、一次予選終了時…

1ヶ月

4月が終わる。 1日に転勤して以来ここまで、土曜も日曜も不安で休めなかった。 昨日今日とはじめて職場には行かず、「休み」にした。 でも、休むことへの不安が先立つような、緊迫した気分はずっと続いている。国体の1次予選を兼ねた大会があったから取った…