保育園へ送り迎え


土曜日の5日に文化祭があったから、今日も月曜日だけれど代休でお休み。
こういう機会には、と保育園の送迎を買って出る。子ども二人を乗せての道中は、娘の話を聞けて面白い。これまでと全く反対の、市街から遠ざかる方向へと進む山回りのルートを、この2回の「代休送迎」で完全にマスターした。
私が園に姿を現すと、「あら、お父さん、お母さんは大丈夫?」と、相方の体調を気遣われるというのが、すっかりお決まりになっている。


薄給の上に手が薄く、ハードな勤務を志の高さで補っている園の先生方には、いつも頭が下がる。木のぬくもりいっぱいの園舎と、自然豊かな園庭、そして元気いっぱいの子ら、同じく志の高い保護者たちの、どこかあっけらかんとした明るさが、この人たちの頑張りを支えている。


難しい問題も、陰に陽にないわけではないが、この保育園の風景は、見るたびにいつも、新しい故郷ができたような心強さを、私にくれる。


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