日記

 遠赤外線パネルヒーター

平年並み、なのだろうけれど、ここのところの寒さは相当なものである。 これまでは建物の気密性を頼りに、床暖房程度でなんとかしのぐことが多かったのだが、いざ息子が帰ってきてみると、乳幼児が過ごせるところまでは室温が十分上がらないので、やむなくエ…

 T先生

同窓会の連絡のために作られたブログが、後日談を伝える。 今回、招待に無言を貫いたT先生に、Mくんが学校まで会いに行ったということが書かれていた。 気になる先生であった。 私は担任をしてもらったことはなかったけれど、卒業後年賀状をしばらく出してい…

 祖父に会いに行く

老人ホームに入所した祖父に、一度も会いにいけていないのが気になっていた。 施設入所に当たって東奔西走した両親が、入所後も定期的に通ってその度に様子を伝えてくれていた。 環境には、大変満足しているようで、正月も家への執着を見せず、快適に自室で…

 家に戻る

前夜は遅かったし、ちょっと飲んだので少し心配だったけれど、朝は普通に目が覚めた。 身体の芯が重いような感じがするのは、アルコールや寝不足のせいだけではなさそうだ。 ただたくさんの人に会った、というだけでなく、その一人ひとりが自分にとっては何…

 初めての同窓会

休日は人気がまばらになり、ごつい街並みがいい感じに落ち着く淀屋橋の一角で、学年規模の再会の機会としては2度目、同窓会としては初めての集まりが開かれた。 90名ほどが集まったその会の終わりの挨拶に、いみじくも 「20年分の反省をさせてくれた」 とK…

 新年

年も明けてから、除夜の鐘を聴きつつ一人実家に帰った。 年越しそばを夕餉に、テレビを観ながら新しい年の始まりを過ごす。 「行く年来る年」に続いて始まる、「年の初めはさだまさし」を今年も見てしまう。 ここ数年、やっと落ち着くのはこの時間帯で、よう…

 あわただしく年も暮れ

今日は一日、年賀状(というか寒中見舞い)の作成にはじまり、終わる。 相方の実家とうちの寒中見舞いのデザインを2種やりあげたら昼だった。 年頭に受け取った年賀状の束で宛名を確認し終わると夕方。 手間取った、と思いながら印刷に取り掛かって、今はよ…

 年末

娘の相手をして家事を手伝うくらいで、通夜と葬儀の準備に慌しい家を、裏でささやかに支えるだけの2日間だった。 年末の独特な時期であったが、たくさんの親族が集まり、相方の実家を中心に、温かないい式を執り行うことができた。 義父母たち、その中心にい…

 仕事納め

昨日、机の片付けや、積み残していた細々とした手続き等、「雑用」的なものを済ませたので、今日は文書作成関係を締め切りの近いものから順に手をつけた。 見通しだけつけたら、早めに昼で上がろうかと思っていたのだけれど、相当に手のかかる調査仕事が急に…

 懐メロ

その日は、職場から実家に帰り、娘たちを寝かせてから自宅へと車を走らせていた。 年明けに、同窓会がある。 もしそこで会うことができれば、少なくとも10年以上会っていない人々がほとんどになる。 ひどい逆風の時代の幕開けとともに社会にリリースされた…

 小さな花束

なんとかあまり遅くならずに仕事から帰る。 ドアを開けると、パタパタと娘が駆け寄ってきて、 「おめでとー、パパすきー」 と小さな花束を差し出してくれた。 「ありがとー」 と言いながらしゃがんで抱き寄せ、ものすごく幸せな気分にしばし浸る。 いつもは8…

 お祝い

私の実家も、相方の実家も、春先からそれぞれに祖母や祖父が不調になり、その対応で追われてきたが、ようやく「小康状態」といえる状況にたどり着いた。 ずるずると延期していた義父の退職祝いをしようと、父が両家をお寿司屋さんに招待してくれた。私の国体…

 修理完了

ここのところ、代車のアルトに乗っていたのだが、修理ができたとのことで、ようやくパレットが帰ってきた。 無料点検のキャンペーン直前だったらしく、代車にする車が出払っており、ディーラーに展示するためのものらしい新車があてがわれた。修理に預けに行…

 小さなお祭り

マンションで、初めて自治会主催のイベントが行われた。 今年我が家はフロアの自治会当番に当たっていて、自治会費の集金を初めてしたり、ちょっとした係会に出席したり、ということをしたのだけれど、そんな「係」の私たちにも「お祭り」告知のポスターは唐…

 人間ドック

職場の学校は二期制で、昨日から明日までは「秋季休業」に当たるので「授業」はない。 今年度もようやく半分終わったことになる。 休みの前後はいつものことだが、ここぞとばかりに会議が詰め込まれる。この3日間については、「普段の業務では行えないことを…

 花展を見に行く

金曜日の夜、今年度になって初めて、職場で飲み会があり、今年度前半を互いに労った。 今年度は仕事の配分について、これまでも大概であったのに、私に関してはさらに理不尽に偏って、相当にひどい年となっている。管理職も年度が始まってから「しまった」と…

 新聞記事の効用

先日、長らくの国体遠征から帰ってきて、自分の記事が掲載された新聞を初めて読んだ。会場では優勝した翌朝に、携帯で送られてきた写メールで、娘が一面に出た私の写真を指差している様子を見た。実際にでかでかとトップとスポーツ面に出た新聞を眺めると、…

 夏休みの終わり

夏休みが終わる。 夏のあいだにやっておきたいと思っていた家の仕事は、結構よく頑張ってできたと思う。 今日は、娘と過ごす休日を楽しみながら、合間を見てその残りをちょこちょことやる。 誤って長くカバーをかけてしまって樹脂の構造体が熱で変形してしま…

 お盆の法要

お盆の法要を機に、祖父宅へ、叔父の一家と両親と私たち3人が集まった。 お寺さんの約束は、いつものようにただ「午前中」と大雑把。これまで、ものすごく早かったり、ぎりぎり遅かったりして、いつごろになるか、よく読めないところがある。 娘のリズムに合…

 雑感

最近の祖父のことが念頭にあるのだけれど、歳を取ると集中したり、持続して考えたりすることが難しくなるようだ。 それは、行き着くと、ニュース番組を通して見届けることが「とても疲れること」になったりする。 おそらく、本や映像を通じて外部から新しく…

 守護神の交代、そして性別の判明

昨日、冷蔵庫が来た。 相方は朝から定期健診。 生徒の来ていない夏休みならではだが、冷蔵庫を迎えるために、私は休みを取った。 ここまでお世話になった冷蔵庫を送り出すため、周囲のものを片付け、冷蔵庫が不在の数時間に備える。 ひとたび家に来ると10年…

 カーテンを洗濯して、冷蔵庫を買う

今使っている冷蔵庫は、祖母がまだ元気だった15年前に、父方の実家で買ったものである。 その後、祖母は亡くなって、祖父の一人暮らしに数年を共にし、その後長い入院中に祖父宅の留守を守り、祖父もまた亡くなった後、今の家で私が一人で再び生活を始めるに…

死んだように眠る

相方が、どうしても今回は職場の打ち上げに行かなければならないから、というので、今日は保育園帰りに、娘を相方の実家に預けることになった。 何でも、急に幹事をすることになったらしい。妊娠6ヶ月で2歳の娘を保育園に預けている今の相方に、そういうこと…

 初めてJAFのお世話になる

翌日からの全日本クラブ対抗に備えて、仕事の後静岡に向かって移動することにしていた。 前の晩に車の交換を済ませて、実家から借りたプリウスで、まずは後輩を経路の途中にある駅まで拾いにいく。 高速道路沿いのその駅からは、すぐに東に向かう高速道に乗…

 調べ物

数日前、祖父が退院した。 入院前から兆候のあった、認知面の衰えは、入院期間を通じて日常的に母や叔母が接するようになってその実態が明らかになった。 入院を機に俳句関係の仕事を整理したのだが、これがタイミング的には本格的に大きな迷惑をかける手前…

 スープ

このところ、本がなかなか読めない。 車内が、多少なりともプライベートに知的作業を行う唯一の空間なのだけれど、ページを開いてみても数ページともたず、がくっと寝てしまう。 珍しく眠気がないときも、夜になると目がくしゃくしゃして、眉間に皺を立てな…

 髪を切る

昨晩は相方の実家に泊まり、朝は少しゆっくりする。 来週は、クラブチームの都合で、私が車を出してメンバーを連れて行かないといけないことになった。この週末は、両方の実家を含めた車の段取りをしなくてはならない。 保育園の送迎でどうしても車が要るの…

 夢の終わり

決勝トーナメントの1回戦。 日本対パラグアイは、1回戦としてはほぼ最後の試合となった。 試合開始が11時からと、カメルーン戦のときと同じ、もっとも家事にも仕事にも影響しにくいいい時間だった。 しかし、前回と異なって仕事でくたくたになっており、家事…

明け方の勝利

試合開始時刻の午前3時半から観ると、その後の体調に障るのが明らかだったので、それはあきらめる。 しかし、少しでもリアルタイムで観て結果を知りたい、という気持ちがあって、後半の終盤は確実に観られる午前5時に起き出すことにした。 これならちょっと…

祖母の容態

相方の祖母の容態がよくない。 あっぷあっぷと日々を過ごす中で、なにかしなくてはいけないと思うのだけれど、結局はおろおろとまとまりなく考えをめぐらせるばかりである。 相方が病院に見舞いに行けるように何かしてあげることくらいだろうか。 しかしそれ…