ライフスタイル本


どうも、ライフスタイルについて書いた本が好きです。
「節約生活」みたいなものから「比較文化論」的なものまで様々なものがありますが、何冊かに1冊、息抜きのようにして読む本の多くがそういう本であることに気がつきました。


お金とモノから解放されるイギリスの知恵 (新潮文庫)


井形慶子さんの、「お金とモノから解放されるイギリスの知恵」という本を昨日読み終わったのですが、後半がとってもよかったです。


海外の生活文化について「おお!」と思っても、社会構造的な部分での憂えには一緒にため息をつくしかないし、たとえば「ソーシャルってそういうことだよなあ」と思ったところで、一人でまねても仕方がなかったりするのですが、「変だなぁ」と感じても、ただの「違和感」で終わってしまっていることについて、一つの形を与えてもらうことで「ああ、変だと思うのはおかしくないんだ…」と落ち着けたりします。


出張で普段よりたくさん電車に乗ると、まとまった分量が読めてしまう、という副産物があって、ちょっとうれしいです。


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