のだめでたちなおる…


実は、夏以降、小説・物語・エッセイなどを受けつけず、評論や実用書の類しか読めない、という状態になっていました。
そのスピードも徐々に鈍り、精神安定のツールとして、ささやかな読書に頼ってきた私は、ちょっとしんどくなって来ていました…。
評論なんて、まあいわば何かに憂えている本なわけで、そういうことがわかっていてなんで、そっちに流れるのか…と自分でもわからず…。まずい…。


…マンガなら読めるかも!


のだめカンタービレ(1) (講談社コミックスキス (368巻))


振り返ってみるとマンガ買うのは4年ぶりでした。
雑誌やmixiで、おもしろそうやん?と気になっていた「のだめカンタービレ」。


よかった…おもしろい。


音楽も、FMをだらだらかけっぱなしにするだけで、何かを積極的に選んで聴いてみよう、というささやかな気合いすらしばらく湧かなくなっていましたが、さっそく感化されて、かなり前に録音しまくって山積みになっていたクラシックのテープをぞろぞろ掘り起こして掛けたりしています。


明るい時間に家にいるのは久しぶりで、昨日今日の休日でだいぶん元気になってきました。


ちょっと荒れていた部屋ももとに戻ってきたし、オトシンクルスくんが死んでしまっただけでなく、藻で幽霊屋敷のようになりかけていた水槽も、ようやく眺めて心癒される姿にもどりました…。昨日は、引越祝いに頂いた油絵を壁にかけたりもしてみました。
今日は、少ない冬物の補充にユニクロに行ったり、年賀状の買い込みに郵便局に行ったり。
まるまる2ヶ月以上触れられなかった、編みかけのセーターも、年末年始にはちょっと触れそうです。


そんな時間がようやくやって来たことが、わたしにはとってもうれしいクリスマスプレゼントです。


さあて、みなさんどんなふうにこの3連休を過ごしておられるのかしら…。


[fin]