いそがしい土曜日


今日は授業参観日だった。


月曜日の時間割から4時間分をするのだが、見事に4時間とも私の主担授業だった。
授業を保護者に見てもらうこと自体は「どうぞどうぞ」という感じで、張り合いになるくらいなのだが、朝からびっちり詰まって、話しっぱなしというのは少しきつい。
しかも終礼後には新入生の保護者向けに、代表してちょっと相当にデリケートな内容について説明会をしなければならなかった。
聴いている方々の反応が読みにくく、話への熱の入れ加減に苦心した。
担任している学年でないために「アウェー感」もあり、自分が思っている以上に緊張していたようだ。
若干熱を入れすぎたかな、というくらいのトーンで、伝えるべきことは(多少しつこくなったけど)伝えることができたので、ひとまずはよしとする。
終わると、喉から背中にかけて、凝ったような痺れたような変な疲労が張り付いて、ぐったりとなってしまった。


そんなだったのだが、週明けにすぐ未知の授業が待っているので、そこからちょっと遅くまで授業準備…となった。
えらい土曜日になったものである。


今日相方は、職場の後輩の結婚式で、子供たちは相方の実家にお世話になった。
遅くまで任せっぱなしで申し訳ないと思いつつ、そちらに帰った。


ちょうど駅で相方の帰りと一緒になった。
到着すると姪っ子たちと一緒に、娘が元気に「パパー、ママー!」と飛び出してきて、ほっとする。
義兄の一家が来て、娘を一緒に遊びに連れていってくれたそうだ。
弟は、泣いたりして義母にずいぶん抱いてもらったらしい。
ありがたいことである。


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