療養生活

再生されたコンポ



昨日、内科医にかかって、あらためて検査をしてもらったところ、やはりA型ということで、新型である可能性が高いことが確認された。
平熱に下がり、体調的にはほぼ普段どおりに戻ったが、発症後5日間は公共の場に戻ってはいけない、ということでタミフルが終わる明日までは休まなければならないことになった。
職場の方に病状を報告したところ、職場の規定では、解熱後3日間、ということらしく、やはり同様に明日まで休めということである。
他人に感染させない点に留意して過ごすことにする。


昨日来、自宅と実家を行き来して、自宅の洗濯物を片付けたり、台所をきれいにしたり、生協の箱を出して回収したり、ということをしている。
実家の方では、新しくテレビやコンポが入った陰で、引き揚げられた前のコンポを、ゴミにしてしまわないように、アンプやカセットプレイヤーやチューナーを2階に運び上げられた棚に、スピーカーや、使わなくなったDVDプレイヤーなどと組み合わせて使えるようにセットした。
中にすっきり収めるには、板で台を設ける必要が出てきて、端材を自宅で選んで、実家に運ぶ、というようなこともする。


不調のCDプレイヤーとMDプレイヤーは、すでに幾度か修理をして駄目だったので今回はあきらめる。DVDプレイヤーでCDの再生はできるし、MDについては、父が歌の練習で録音に使うために新しくポータブルMDレコーダーを購入したので、それをオーディオケーブルで接続できるようにすれば問題ない。


大した作業ではないが、アンテナ線を張ったり、配線をいじくってすっきり並べるにはそれなりに時間がかかった。
こんな機会でもないとなかなかできない。
最小限の廃棄で済ませた上、無駄なく2階に音響機器を整えられて、ささやかな充実感を感じることができた。
療養生活の思わぬ効用である。


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