祝勝会兼お疲れ様会


同じ学年を担任しているKさんが、今年も前期のお疲れ様会を兼ねて、国体の祝勝会をささやかに開いてくれた。
通勤途上にあって、毎日前を通っているけれど入ったことのなかった、駅前の再開発でできた新しいビルの一角の店が会場となった。


現在は、前期と後期をつなぐ秋休みである。
しかし、わずか3日間の短い休みの間に、懇談や職場実習に向けた企業との書類のやり取りや調整があって、そこへさらに「休み」を当て込んだ会議や検査準備がぎゅうぎゅう詰め込まれている。
朝から夕方まで分単位で仕事をこなして、目がちかちかしているのに、一番やりたいと思っている、後期に向けた授業や実習の準備に、手が回らない。
秋休み明けとなる、「後期」始業式の午後を、ひそかに当てにしていたのだが、そこにも先日の台風の臨時休業を埋める授業が嵌ってしまった。


そんな訳で、こんな会でもないと一息つけない、という状況である。
忘年会や歓送迎会を含めても、年にわずか数度のこういう機会がありがたく感じられた。
休んで迷惑を掛けているにも関わらず、成績を気に掛けて、いい結果を喜んでくれる人がいるのは、とっても幸せなことである。


料理にさりげなくボリュームがあって、スタンダードなメニューながら鍋や雑炊までついて飲み放題。
しばし会食を満喫して、お腹いっぱいで帰途についた。


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