病み上がり

今日は土曜日。
体験保育が今日もある、というので、娘は私が朝に保育園に連れて行った。

相方も体調がいまひとつで、あちこちが痛いようだ。今日は午前中から久しぶりに整体へと出かけていった。
保育園は昼までなので。迎えに行って、そのまま二人で実家に行く。

昨日仕事には復帰したものの、まだ「病み上がり」という感じで、気力の湧かないふわふわした状態だ。
リハビリの気分で、娘相手に庭で遊んだり、近所の犬巡りをしたりする。
実家の近所を娘とのんびり歩いていたら、住宅地はいつの間にかずいぶんと年季を経て貫禄のあるものになってきていることを感じさせられた。
「ニュータウン」に越してきて、もうすぐ四半世紀。
手入れをされながら、しっかりと古びている様は、引っ越した当初に感じた、なんとなく物足りない感じ、を脱して、街がそれなりにまっとうに育ったことを思わせた。
そんな中、あちこちの庭や、犬や、門扉の飾りや、植木鉢を覗き込んでは、覚え始めた片言の言葉を嬉しそうに繰り返して娘はよちよちと歩いてゆく。

相方は整体の後、職場に寄って仕事をし、夕方に私たちのいる実家の方に帰ってきた。

今晩は、保育園の運営会議があるという。
夕食を摂り、娘を風呂に入れて、寝かしつけると、慌しく再び相方は保育園に出かけていった。
案の定、今日も会議は長引いて、夜中遅くの帰宅だった。

そのまま実家に泊まることにした。

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