歯


長い時間をかけて歯根の治療を終え、被せる人口歯冠の型取りまでたどり着いていたのだが、予約を入れてあった日に仕事が長引いて行けなくなり、そのまま機会を失っていた。
それからかなりの時間が経ってしまったが、今日、時間に余裕ができたので、久しぶりに歯科を訪れた。


早速歯冠が被せられた。
一回り小さく削られた状態のときは不安があって、噛むのを避けていたのだが、これでようやくしっかり噛める。
歯冠を新しく被せると、噛みあわせがしっくりこないこともあるのだが、先生はなかなか上手で、2回の調整でぴたっと気持ちよく決まった。


年末から続くひどい口内炎の連鎖のために、残念ながら今回の治療の進展をもってしても、口の中は食事を楽しめる状態に程遠い。
胃腸の調子は、さして悪いとも思えないのだが、困ったものである。


(中断が多かったものの)長きに渡る歯科通いは、歯石除去などのクリーニングを残すのみ。
あと数回で終わるはずである。


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