勝手口の棚

勝手口の棚(組み立て中)



昨日、「のどか村」から帰った後で、棚の組み立てをした。
「棚作り」では、これまで、ダボの穴を正確にけがいて開ける作業が大変だったのだが、今回はその必要がない。
下穴さえ開ければ、電動ドライバでコースレッドをどんどん打っていくだけなので、随分楽だった。


壁や隣の柱との間隔を正確に取るためには、寸法の決まった材を挟んで調整する。
作業を始めるまで、すっかり忘れていたのだが、偶然に24mmの丸ラミン棒を買っいて、これがとても役に立った。
側面の柱3本の間隔を、寸法の関係から、24mmという若干中途半端な値にしていた。この棒がなかったら、材につけた印だけを頼りに合わせねばならなかったはずで、それは相当に面倒だったと思う。


壁際に立てる棚は、構造と位置から、必然的に組み立ててゆく順番が決まって面白い。
壁に挟まれた空間に、1本1本材を取り付けていく感覚である。
取り付けては、測って印をつけ、さらにそこに材を取り付ける…と繰り返すことで棚が出来上がる。
3時ごろから始めたのだが、8時過ぎには完成した。


どうしてもまっすぐな物が見つからず、一番長い材は、少し反った物を使わざるを得なかった。
ぴったりと合わないことが残念だったが、無事に組みあがってみると、これはこれで面白味もあるかな、と思えた。


さて次は、扉をどんな風にしたものか。
今から次のデザインや工程をあれこれ考えて、楽しんでいる。


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