まいど1号

http://www.47news.jp/CN/200808/CN200



昨日、種子島H2Aロケットの打ち上げがあり、人工衛星が打ち上げられた。
今回の打ち上げは、主となる大型衛星のほかに、民間が開発や委託をした小型の衛星がたくさん相乗りして打ち上げられた。
それぞれの「相乗り」衛星には、思いを込めるたくさんの人々のドラマがあり、既存の「宇宙関係者」だけに留まらない、裾野の広い期待を集めた印象的な打ち上げになった。


当初の打ち上げ予定日は1/21であったのだが、1/19に延期の発表があり、その後も1/22・1/23と天候のせいで打ち上げが遅れた。
通勤で通りかかる商店街では、「まいど1号」の地元として打ち上げ成功を祝おうと、小さいながら一角に仮設の会場が設けられ、地元の小規模店舗で使えるクーポンを発行するなど、準備が進められていた。
朝と夜、いずれも店舗のしまっている時間にしか通らないのだが、帰り際に覗くと、「打ち上げは○日に延期になりました」という紙が貼られ、会場がそのままになっている、ということがここ数日続いていた。
関係者の苦労やいかに、とはらはらしていたので、無事打ち上げ成功のニュースを聞いて、どことなく他人事でなくほっとした。。


ニュースではじめて知ったが、高専の学生たちが、先輩から後輩へとプロジェクトを受け継いで町工場の支援も受けながら作り上げ、今回一緒に打ち上げられた15cm立方の衛星、というものもあり、9つの衛星それぞれにどれほどの多様な背景があるのだろうか、と少し感じ入らされた。


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