ひとまず完成


かくかくしかじかの課題があって苦戦している、と相方が実家に向かう途中で伝えてくれていたお陰で、昨日、着いてひとしきり昼食などを摂ったら、たくさんで面倒を見てるようなものだから上で作業してらっしゃい、と人の輪から解放してもらうことができた。


夕食までの間、公認コーチ講習のレポート課題の続きに、大分頑張って取り組んだ。
ジュニア育成上の注意点を3つの観点に分けて書け、とか、ピストルジュニア射手5名の3年間にわたる指導計画を作成せよ、などの設問のほか、提言を求める項目などもあり、どれもなかなかさらさらとは書けない。
せっかく気を遣ってもらったのに、完成にはまだ遠いまま、夕食になった。


大勢での晩餐をにぎやかに楽しんだ後、娘を一番に風呂に入れることになって、そのまま寝かせつけることになった。
みんなのいる1階の隣の部屋で、はじめ寝かせつけたけれど、折角だから、甥っ子姪っ子にはのびのびにぎやかにやってもらおうと、授乳後は2階で私が付き添うことにした。
すぐに寝付いた娘の横、豆電球の明かりの中で、再びPCを開いた。


目にはよくないかもしれないが、ひとり暗闇で画面に向かうのは、自ずと書くことに追い込まれる感じになる。
結果的には一気に手が進み、どうにも他の人に助言を求めたいひとつを残して、夜中に全て完成した。
細かいことを気にせず次へ次へと手が急ぐ、憑き物がついたような変な集中力だった。


夜が明けて読み返すと、愕然とする出来だったりする恐れもないではないが、まずは重くのしかかっていたものを取り除けて、ほっとする。
ようやく冬休み中にせねばならないことが、ひとしきり終わった気分になれた。
休みの残りはわずかだが、少しくつろぐことができそうだ。


[fin]