年賀状をつくる

相方作の年賀状デザイン



年賀状には、そろそろ取り掛からねばならない時期である。


実家からは先週末、年賀はがきの束とともに、原稿に使ってほしいという海外旅行の写真データが入ったディスクを受け取っている。
我が家の分・相方の実家、と合わせて3つ。そう一気にはできないので、昨晩、実家のものから作り始めた。


使う写真を200枚くらいに絞っておいてくれたので、ざっと目を通す。なんとなく、縦に切り出すと様になりそうな写真が多い気がしたので、とりあえず5:2の縦長方形に切り出して複数配置するデザインで作ってみることにする。
適当に決めたピクセル数が、5枚配置にぴったりの寸法だった幸運にも助けられ、素案は案外早くできた。
つい先日設定して、使い方をレクチャーしたばかりのウェブメールアドレスに原稿を送っておいて、電話で意見を聞く。
やり取りに従って、一部写真を差し替え、文字のサイズと文言の修正をして、ひとつめの原稿は今朝方、無事完成した。


出来上がった原稿の印刷に取り掛かっている間に、相方が我が家の年賀状に載せるイラストを描きあげた。
次はこれを、デジタルデータに変換して着色。その一方で、携帯の600枚近い写真データから使えそうなものを絞り込んで、図形での切り抜きや画質・解像度の調整をする。イラストレーター上で素材と合わせてレイアウトしてできあがり。


相方は、その間に実家の年賀状のイラストについて構想を練り、にぎやかなのを見事に描きあげた。
早速、これもスキャンして、着色の準備をする。続きは相方が自分で作業するというので、マシンを任せて、私は先に休むことにする。
以前は家用のも自分のも、結構いい加減に描いてたけど、結婚後共同で作るようになってからは、芸術専攻の意地をみせねばと、気合が入るわー、とは相方の談である。


今年の相方の実家の賀状は、とてもいい出来だった。
大したものだと感心する。


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