自分の練習


今日は、R大学の合宿が続く射撃場に「選手」として乗り込んで、脇目も振らず自分の練習をする。
先月の試合以来初めての「自分の」射撃である。
これだけ射撃に関することで奔走しながら、自分の射撃には1ヶ月近くたどり着けないとは・・・、あらためて今年は大変なことになってるな、と天を仰いで息をつく心地である。


実際に「撃つ」練習は、いろんなものに隅に追いやられてしまうため、危機感から、生活の合間を見計らって少しフィジカルに取り組みはじめた。どんな感覚とどんな筋力が必要なのかについて、少し思うところがあったためでもある。


前回の試合で「新しく」試したことについて、その「内容」をこれまでの技術と引き比べながら、どの辺が「新し」かったのか分析する。
細かいながら、技術の変化を積み重ねる中で、チークピースの使い方が変わっており、調整しなおす必要があることがまずわかった。
頭のポジショニングと重心軸(面)を決める上で、細かなバリエーションの存在を許し、あやふやにしか把握できていなかった部分を整理する効果があることもわかってくる。


これまでに見つけてあったけれど、加減の調整が面倒であまり使ってこなかった小さな動きと組み合わせると、再現性の質をぐっと上げられるような手ごたえがあった。


講義することであらためて重要性を確認した「練習の組み立て」を意識して、ITからはじめて、各要素に集中した取り組みを積み重ねてゆく。
あっという間の6時間だった。


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