タオルをめくる

ギターに夢中



日々成長著しい生後4ヶ月あまりの娘。
たった3日の遠征の間にも、できることが増えたり、動きの様子が変わっていたりする。


生後すぐからベッドサイドにくくりつけてあった木のおもちゃが、いつの間にかお気に入りになり、すぐうつぶせてはからんからんと音を立てて遊ぶようになった。
タオル地のメリーも、一番近くの「馬」はよだれで湿って重くなり、傾いている。
前回は寝返りだったが、今回は顔の上に乗っかったタオルをさっと除けられるようになった。


手足をばたばた動かしているのが、取る動作の一瞬だけはタオルを取る動きだけになり、顔が出ると笑ってまた手足をばたばた動かす。
そんな風に「静」と「動」を切り替える様子がおかしくて、ついつい繰り返し遊んでしまう。


いつも右手を使うので、ちょっと右手を押さえてやってみると、ちょっとぎこちなく左手で除ける。
利き腕が、こんな時期でも、明瞭に現れているのだろうか。


物を使って遊べるようになると、周囲の何もかもがおもしろくなってくるようである。


[fin]