寝返り

寝返る



旅行中に相方から来たメールに動画が添付されていた。


これまで「どうも動機を欠くようだなあ」と思っていた「寝返り」を、突如一生懸命にしようともがきだした、というのである。
その後ほどなく次のメールが来て、「できてしまいました」とある。
なるほど画像でくるんと寝返っている。
携帯の画面を見ながら、あらら・・・と感心する。


私が家を留守にする間、相方は娘と実家に帰っているのだが、寝返ると人の動きが見える、など枕元に「見たい」ものがくるような位置関係になっているのかもしれない。


この時期の赤ん坊は、まさに発現と獲得を繰り返しながら発達していくダイナミズムが素人目にも感じ取れる。日々刻々と変化成長するのがわかる。


帰宅して、実家に見に行くまでの2日間でまたさらにいろいろな変化があるかもしれない。
大人である自分の「定常」ぶりが新鮮に感じられる。


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