府民体育祭


昨日今日は、GW恒例の国体予選をかねた府民体育大会であった。
1日目がSB・BR大会、2日目の今日がSB大会である。


昨日は50m3×40M種目に出場した。
伏射は、身体感覚の発見にこだわっているうちに失点が続いて得点的には並みの点数であったが、悪くはなかった。
問題は立射。出だしは悪くなかったが、後半少し疲れると一気に崩壊した。序盤の「よさ」もきわどいものだったようで、少し無理な筋緊張を使ったバランスだったようだ。
どうもARでできていることがうまくできないので、セッティングを改めて2銃で比較してみた。バランスの違いや総重量の違いはもちろんあるが、試合中に気になった通り、グリップからバットプレートまでの長さだけが短く、ほかは見事に一致していた。練習できる機会に少し検討の必要がありそうだ。
膝射は、関西オープンで問題がありそうだと見当がついてその後解決を図った部分が、予想した方向に改善されていた。しかしその水準が、ARの立射などで現在達成しているものに比べてまだ非常に低いレベルのものであることが(改善の結果さらにはっきりと)わかってしまったので、しばらく感覚の把握方法や目標像からいろいろ考えて取り組むことになりそうである。今後が楽しみである。


優勝は逃してしまった。
この大会には昔から1位の選手だけに府から授与される、長らくデザインの変わらない大阪城と躍動する若人の彫像が刻まれた金メダルがあって、年配の選手にはそれを獲得することを悲願としている方もおられる。ありゃ、今年は逃したなあ、と思っていると、どうもそれが見当たらない。
・・・ああ、新知事ね。少しでもお金がかかっていると見るやすべてが「無駄」、というあおりはこういうところにも早速現れている。


今日は10mS60Mと10mP60M。
立射は最終シリーズこそ意地で100を撃ったけれど、集中力を欠いて96を3回も出してしまい584の平凡なスコア。大学生一人に負けてこれもまたまた2位。
伏射は国体付帯種目用に試合形式を経験しておくために、この大会では毎年、国体の本番以外唯一出場することを自分に課している。2シリ4シリに1つずつ落として598。
真剣勝負、と言うのとは違って、「余技を競うゲーム」として示し合わせてたくさんでエントリーして盛り上がった時期もあったのだが、今はそういうのもなく、淡々と面白みなく撃った、という感じ。優勝ではあったけれど少しつまらない。


試合の方はそんな具合であったが、西日本選手権のエントリーと移動の仕方などを打ち合わせると次への意欲が涌いてきた。
今年は主要な大会の開催地が遠く、試合を選ばねばならない。まずは次、福岡への遠征がひとつの目標となる。


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