お風呂で怒る・笑う


帰宅時間が、このごろはついにある一線を越え続けて、娘をお風呂に入れることもできなくなってきた。


今日も早かったわけではないのだが、娘の生活リズムが遅い方に振れた日だったらしく、入れることができた。
むずがっていてもお風呂にはいって湯をかけるとおとなしくなり、それなりに心地よさそうにしている…、というのがこれまでのお風呂での様子だったのだが、今日は少し違っていた。


ちょっと余裕が出てきたのか、湯に浸かっている時にあはは、と笑う。
首元には、冷えないようにガーゼを湯に浸して掛けているのだが、それをくっと握ってずらしたり、顔の方に引っ張り上げたりする。
洗い終わって再び浸かると、今度は「もう出る」とでも言っているのか、ぷんぷんと怒っている。


ほほー。やるな。
感心しながら、外で待っている相方に娘をパスした。


「なんか、怒ったりもするなあ、このごろ。」と言うと、泣き出す前に袖を引っ張ったり、相方の指をかんでおっぱいをくれと主張したりもしているとのこと。
生後3ヶ月も経つと、なかなかにいろいろできるようになっているものなのだ。


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