1周年


結婚記念日であった。
そろそろ1年か、というような話はしていたのだが、今日がそうであることは、昼過ぎまですっかり忘れていた。母や教え子からのメールで気づいた。
こんなに忙しい時期にあれだけのことをやっていたのかと、披露宴や新婚旅行のことをふと思い出して1年前の自分たちに驚く。
ここぞ、となりふり構わずに踏み切る勢いというのはえらいものだ。


生後7週になる娘は、今晩少しご機嫌斜め。日中、おばあちゃんととっても楽しく遊んでご機嫌だった反動かな?
夜遅くちょっと寝付いた合間に、hinataのケーキを一緒に食べたのが、ささやかながら「記念日らしい」時間となった。


いろいろなことが詰まった1年だった。
夜中過ぎ、抱いて寝かしつけようと悪戦苦闘しながら、切れ切れに感慨にふける。


[fin]