見えるように

見えてる?



能勢で開かれる大会に参加するついでに、相方の実家に泊まる。


この週末が終わったら、家に戻ってくることにしているので、しばしの独身逆戻り生活は昨日で終わり、ということになる。
夜はあまりぐっすり寝られなくなってしまうかもしれないが、ひとりで家事全般をやりながら気持ちは遠くにある、という生活に一区切りがつくことに少しほっとする。


さて、今朝起きてくると、「夜中に起きた時に、娘が急に『見える』ようになったようだ」と相方がいう。
そんなにはっきりと変化がわかるものかな、と思ったが、聞くと、それまでとまったく違う感じで、驚いたように周りをしきりに見たり、相方の顔をまじまじと見つめたりする、というのだ。たしかになんだか急によく目が合う。ちょっと移動してみると、追視もする。表情をいろいろに変えてみると、ほえー・・・と珍しいものを観るような表情をしてさらに一生懸命に見るような様子までする。


赤ちゃんは日々成長して次々と変化しながら大きくなっていくが、特に長い睡眠を挟んで、ぐっと変化するんじゃないか、というのが相方の主張だが、そうなのかもしれない。


カラフルな木のおもちゃなんかも、興味を示すようになったかな、と思って見せてみるが、個別の物体への反応はいまひとつだ。
それまでにもっとも興味を示していた光源や反射など光を伴うものに加えて、周りの様子と「人」への関心がはっきりしてきた、というところだろうか。


ようやく来週からは日々、娘の成長のそばにいられるので、楽しみだ。


[fin]