前駆陣痛


今日は、相方の定期健診。予定日前にあるのは今日が最終である。今回も相方の実家からお母さんが付き添ってくださる。
私は今は散り散りになっている前の職場の同僚たちが久しぶりに集まる約束があったので、「今日は晩御飯はいらないなあ」と言って、朝出てきた。


放課後すぐに福祉や子供家庭センターや施設との連絡会議があったりして夕方遅くまでばたばたしていたのだが、ようやく一息ついてふと携帯を取り出してみると、あれこれと落ち着かない内容のメールが入っている。10時くらいからの検診だったはずなのに、どうも帰る途中で具合が悪くなって、病院に引き返して、まだいるという。


今日はやたらと触診がこたえたようで、まず検査が辛かったようなのだが、それは病院を出るころには落ち着いていたらしい。
帰りに昼食を取った後、痛くなって、一時動けなくなってしまい、破水を疑わせる症状もあったとかで、引き返したのだそうだ。
モニタをつけてしばらく安静に過ごしたあと、診察を受けて、遅くに戻ってきた。
この時期になると、検査が引き金になって、お産まで進んでしまうこともあるという(私が生まれたときは、まさにそうだったらしい)。が、今回は無事一端収まった。赤ちゃんの位置も下がりきっておらず「前駆陣痛」ということのようだ。


予定日まではまだ1週間あるけれど、早めに出産することがあるかもしれないなあ、とちょっと身の引き締まるような気分になった。


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