2008-01-15 1周忌 日記 数日前から、1年前にメールで知ったあの日のことを思い出す。 入り組んだ数年の思いの変遷を思い出す。 その何事も整理されることはない。ただ失われずあり、季節と共に開き、また閉じるのみ。 あの人がどんな思いを抱いて過ごしたのか、想像しても決して届かず。 周囲の人々の悲しみもまた。 はるかに高い空をみつめ、心のなかで手を合わせる。 今こうして在ってなお、ただ無力さをひとときかみしめる。 [fin]