旧交


昨晩、M上くんと二人で新年会をした。
年末年始は、振り返ってみると実家と祖父の家を訪れただけで、初詣もせず、整えて休む日々となった。
お互い、1/4から働いて、気分は「普通の週末」である。


大学時代のクラブの同期や近い先輩・後輩の情報を肴にしながら、お互いの近況をそこに絡ませて話し込む。
30代も半ば過ぎ。あのような大学生だった人は、このように生きてゆくのかと、自分も含めて、この15年あまりの、少し離れたところにはあるが身近な、複数の「人生」を、眺め渡すように振り返った。


近い再会と、おたがいに「おせっかいな奴」になることを約束した。


[fin]