Noptelに悪戦苦闘


関大で、いざNoptel再開、と意気込んだとたんに発熱ダウンして、くじかれたが、年末に練習用のスタンドを兼ねたジャケット・PC等練習グッズが収納できる移動ラックも完成し、いよいよ今日練習してみることにした。


ところが、なかなか信号が拾えない。
ゼロイングモードにして赤外線の基本方向を修正するのだが、どんなに銃をずらしてみても、銃口を表す白いマークが出てこないのだ。いろいろやっても、とんでもなくずれたところで、不規則に赤外線を捕捉したことを示すビープ音が鳴り響くばかり・・・。1時間半も悪戦苦闘したら、すっかりめげてしまった。


関大できちんと動いていたから、機材自体に問題はない。あるとすれば、部屋の反射板周辺の光学的なノイズか、距離や空間の変化に設定が合っていないか、のいずれかである。
前者は、悪戦苦闘の中でたいていやりつくした。疑うべきは後者。


画面をしばらくにらんでいると、信号の受信量を示す「ゲイン値」がどうもやたら高い。低くて心配したことはあったが、1000から2000位が適正とされる数値が3950とかになって振り切れている。銃口をずらしながらゲイン値の変化に目を凝らしていると、2000を越えるとビープ音が止まる。


「!」


オプティカルユニットの設定で「パワー」値を15段階調整できるようになっているのだが、これを「9」から一気に「3」くらいに下げ、エクストラゲインのチェックをはずす・・・直った。
50mでも使用できる設定のままにしていたことが原因だった。わかってしまえばあっけない。
ついでに少し気になっていた「ユニットの取り付け方法」についても、真下とそれ以外で試し、やはり真下でないと正確に動きを反映しないことも確かめ、ようやくセッティング完了。


少し練習したが、今日はそれまでで疲れてしまい、大したことはできなかった。
まあ、これでようやく準備が完成した、というところか。
次からは、すぐにできそうである。


[fin]