オンラインアドバイス


射撃部の「技術用ブログ」は細々とだが、書き込みがあり、続いている。
うすうすとはわかっていたことだが、後輩たちがどうして「当たらないのか」がよーくわかってきた。


こういう表現がいいのかどうか微妙な感じがするがあえて言うと、書き込まれる文章が、どれもなんだか小生意気な小学生みたいなのである。


「ちっとも論理的・分析的でなく理屈っぽい」


優しく丁寧に回答するようにしているけれど、「射撃部員」としてというより、「天下の有名国立大生としてどうなんだ?これじゃ学問はもっとまずいんじゃないか?」という、イライラッとしたものがつい心に湧き上がってくる。


じゃ、私はどうなのか?今の私は?当時の私は?当時の周りの部員は?
…客観的に比較・分析、というのは出来ないってわかってて、しっかり棚に上げてから言ってるんだけどね(私もどこかで言われてるのだろうなあ)。


まあ、今の「考え方」や「取り組み方」では絶対上手くならんな、ということだけはよくわかった。そういうことを「文」にすることであぶりだした、というだけで今回の「ブログ」は意味があったとも言える。「あぶり出した力」ほどに「説明して伝える力」「訴えかける力」は心許ないのがまた「文」ということになるのだけれど、まあ地道にやっていくしかないなぁ。


もうひとつ言説の内容よりも気になっているのは、「教えてもらおう」という依存心がとっても強いことだ。
これに対しては、ちょっと説教みたいになってしまった。


「なにかまじないみたいなものを聞いたらできるようになっちゃうんじゃないか、って思ってないか?」
「執着心がたりないぞ」


…えらくなったものです。いや、えらそうになったものです?


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