長い帰途

新潟の朝日



昨日、試合後に表彰を受け、夕日を見ながらすぐに帰途についた。
帰りは、フェリーの日程が合わないので、秋田から大阪まですべて走って帰る。
ちょっと覚悟はしていたが、860kmの道のりはかなりのものだ。
日本海を常に右手に見ながら、国道7号・345号・118号・8号と乗り継いで暗夜を南へ下り、上越から北陸道に乗る。


途中二度力尽きて、各2時間の仮眠を取った。これ以外は走りに走りつづけて今日の正午頃にようやく帰りついた。
明るいときに走っていれば、さぞや美しい景色が見られたろう、という場所がいくつもあって、それは残念だったが、そんな時間帯に走っていたら、どれだけ時間がかかっていたかわからない。


次の週末は広島で開催される全日本選手権に出場する。
それまで練習する機会はないのだが、今回の反省はしておく必要がある。


技術面よりも、全体的な体力の低下が問題のように思う。余裕のなさを生み、ミスや気づきの遅れにつながっている。


もうずいぶん経つのだが、引っ越して以来、定期的に身体を動かせていない。これを機会にジョギングコースでも探してみようと、ちょっと自転車を走らせてみたところ、近くの川原で、周回コースにできる歩道が見つかった。その気になれば、なかなか使えそうだ。


仕事や日常の雑事からくる疲労や時間のなさと折り合いをつけることが最大の難関だが、何とか工夫する道を探っていきたいと思う。


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