保育園の作業日


一昨日から相方はひどい頭痛に見舞われている。
子どもたちとともに、義父の力を借りて、昨日再び、保育園から実家へと帰ってしまった。幸い、寝不足の疲れだけで大したことはないらしい。


きれいに片付けて行ってくれたので、昨晩は私もほっとして一人の夜を過ごした。
このところ、11ヶ月の息子が夜中にいくども泣いて起きる。そこへ3歳の娘がちょっとした「赤ちゃんがえり」を起こして、何かと駄々をこねては「半泣き声」を上げるので、私も相方も毎晩ろくに眠れず、くたくたになっている。


祝日の今日は、保育園の作業日だった。
国体絡みでここまで幾度も欠席したので、休めない。年に5回のノルマはぎりぎり達成できるかどうか、というところである。
8時過ぎに園に着いた。曇り空で作業にはちょうどいい具合だった。今日はフェンス周りの除草を担当。急勾配の土の坂を囲む「フェンス」は、相当な長さである。絡みついた蔓を根元で刈って、丹念にほどいては取り除き、周辺の草を整える。竹藪との境界になっているところは、フェンス越しに飛び出してくる枝を、隙間からハサミを入れて奥から刈り、飛び出している枝葉がないように揃えていく。
フェンスという基準になる面があるので、完成形がはっきりしており、ついムキになってやってしまう。3時間もやっていると指先の筋肉が疲労して言うことをきかなくなってきた。
それでも長いフェンスが、すっきり地面から立ち上がっているのが見渡せるようになる様は見事で、仕上がりはかなりの達成感を覚えるものだった。


予定通りに12時に作業を終えると、今日はおいしくキムチ汁をすすらせてもらって、家路についた。


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