荷物の発送と地震

石巻で行われる日本選手権に向けて、荷造りとその発送をした。
出発2日前の帰宅後に、ごそごそと着替えなどを射撃荷物の隙間に詰めて、台車で近所のコンビニエンスストアまでガラガラと運んで発送するのが、いつものパターンだ。

大体毎月、こうやって荷物を発送しているような感じだ。
今日も最寄のハートインに持っていって、向こうにいつ着くかを（これもいつものように）念のため尋ねると、今日はどうも店員の歯切れが悪い。
以前は、ペリカン便だったが、その後はその事業を日本郵便が引き継いでいる。これまでの感じでは、基本的に丸一日挟めば荷物は着く具合だった。

歯切れの悪さが気に懸かりながらも、荷札を書き終えると、「ゆうパックだけになってるんですけど、集荷が明日の夕方5時までないので、日曜くらいにしか着かないかな・・・」などと言う。
水曜日の夜に持ってきているのに、それでは話にならない。
それでは困ります、と荷物と荷札を持って家へ引き返した。

ネットでどこから出すかちょっと調べる。何分にももう23時に近い時間である。ヤマトの配送センターにでも持ち込もうかと思ったが、最寄のセンターは21時で営業が終わっていた。
全店舗でヤマトを扱っているセブンイレブンが一番確実かな、と思って、車に荷物を積みなおして再び出かけた。
おそるおそる尋ねると、「はい、11日大丈夫ですよ。配送予定日が11日と出てますから」、と若い店員が快活に答えた。
やれやれ、と安堵して荷物を託す。
似て非なる、とはこういうことを言うのだろう。

家に帰ってニュースを見ていると、今日三陸沖で地震が発生し、津波のおそれがあるということで、沿岸部では避難することになったようだ。
養殖の生簀なんかには被害が出ていそうだ。
1週間程度の間は強い余震の恐れがあるから、警戒するようにという予測が発表されていた。
この週末に大会のある石巻は、まさにそのエリアにあって、しかも沿岸部の街である。
ちょっと気がかりだ。

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