関西学連SB合宿

参加メンバーと



関西学連の来年度の50m種目で主力となる選手たちを対象にした、強化合宿が能勢で行われた。
オープンエアのシーズンが終わり、総会前となるこの時期に、その年度最終の事業として行われるようになって久しい。


産気づいたら帰るよ、と予告しながら、Oくんと指導にあたる。


午前・午後のそれぞれはじめに、各姿勢についてロジックと構築の方法を身振りを交えて解説するほかは、基本的には自分が必要と思う練習をしてもらう。
個別にする質疑応答と指摘が基本的な内容となる。
夜は、講義。
プログラムの「21時スタート」は遅いんじゃないか、と思っていたら、やっぱり遅くて、話し終わったときには23時を回っていた。
学連のスタッフと次年度に向けた打ち合わせをしたら、日付が変わっていた。


同じ日程で、障射連の練習会も行われていて、射場ではその人たちとも技術的な話をした。
SH1の伏射は私たちの射撃と共通点が多いが、SH2はかなり異なる技術で成り立っている世界だな、ということを改めて感じる。
いろいろ考えるのは楽しい。


二日目は、地元協会のクラブ対抗戦が行われていて、私自身も相当に撃ちたくなったけれど、忙しく指導に専念する。
本当は、シニアになってから射撃を始めた練習熱心なおじさんたちに、いろいろ教えてあげられたら、と思う。
来年は、必ずそういう機会を協会の中で作ってもらわなくては、と思う。


昼過ぎからは、相方から時々入るメールに、ハラハラしながらの取り組みになる。
間隔は少し長いものの、強い張りや痛みが出てきているらしかった。
一度病院に行きます、という連絡と、合宿終了の挨拶がほぼ同時だった。
そそくさと会場を後にして、相方の実家へ急いで帰った。


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