練習


朝、開場前に射場に到着。一番乗りだった。
昨日は壮行会やミーティングがあったから、代表選手はもちろん勢ぞろいだったのだが、今日も続々と代表組が射場に来ていて、ほぼ勢ぞろいだった。やはり国体前は選手の意気込みが違う。


ちょっとまだ不安のあった伏射を、さらっと攫う。
ばたばたと練習した昨日とは違い、落ち着いて取り組むと、きちんと撃てたので安堵する。


立射は、昨日の月例会の各シリーズの内容をあらためて分析し、方法を整理してから撃つ。
「がっちり立つ」に当たって、ジャケットを柔らかくした影響は少し出ていたようである。
体幹の細かい筋肉は積極的に使う方向で、姿勢を組み立ててみる。
顔の面が標的に対してどうなっているか、ということと、リアのリングを中心に確かめる映像の関係、自然狙点の調整と確認のルーチンについて、といったあたりをすっきりさせて撃つ。


まあ、実戦で結果が出るまでは何ともいえないところがあるが、一時の悲観するしかないようなパフォーマンスからは、脱せたと思う。
さて、明日明後日と、山のような仕事を片付けねばならないのが気鬱だが、なんとか荷造りと発送もがんばって、試合に無事辿り着きたいものである。


[fin]