写真の整理


昨日、娘と相方が昼寝をしている間、マックをいじりながら少し考えた。
以前から少し気にかかっている、我が家の写真(特に子どもの写真)をどう整理するか、アルバムなんかはどうするのか、ということだ。


デジタルカメラで写真を撮るようになって、すでに10年以上。
当初(今だってそうだけれど)ハードの環境もソフトの環境も、どう変わっていくか、ということはなかなか見通しにくかったので、何か特定のアプリケーションやハードに依存しないようにしたいと考えた。
そんな訳で、どう変化しても合わせられるように、日付を名前にしたフォルダに分けてjpgデータを放り込む、という原始的なやりかたでここまできた。


この方法の難点は、フォルダで分けられているために、全体をプレビューで見渡しにくいことである。
日付フォルダから写真をいちいち解放していくのは手間だし、せっかくのこれまでの作業を無駄にしてしまうので、保存用として、データ本体のルールはこのままでいくが、写真のインデックス兼フォトブック・アルバム作成用に、必要な日のデータをiPhotoへデータ展開しておく、という方法を採ってみることにする。


iLife '09
フォルダを開放するのと違って、データのインポートは、複数フォルダを一気に読み込めるのでとても簡単だ。
しかも読み込んだときに、もともとのフォルダ名が「フィルムロール名」となって区切りが維持されるので、これまでの作業が無駄にならない。
今となっては写真データの管理には当たり前の機能になりつつあるが、写真ごとに(まとめて)タグを簡単につけられるし、コメントもつけることができる。これらのデータをちょこちょこと加えるだけで、一気にアルバムに仕上げて、製本された状態で手元に置くこともできる。
未だG5でTigerを使っているわがMacでは、最新版のiLifeは導入していないので(しても制約が多くてもったいない)、今手許にあるバージョンのiPhotoは最新版に比べると少し機能が見劣りするが、データ自体はあとでアップグレードに対応できるので、処理しておいても無駄にはならないだろう。


試しに娘の生まれた年1年分の写真を処理してみた。
割合短時間で、ストレスなくデータを読み込むことができる。


これまでに撮った(娘の記録中心の)写真群を、はじめてざっと見渡すと、いろいろな記憶が一気に蘇ってきて、ちょっとぐっと来てしまった。
さらっと見渡せて、簡単にアクセスできるようにする、って大事なことであるなあ、と改めて実感した。


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