休日つれづれ

おさんぽ



明日は試合があるけれど、今日は一日休みだった。
今週、検診に行ってきた相方は、相変わらず体調がいまひとつだ。
いったん起き出して一緒に朝ごはんを食べたけれど、またごろんと横になってしまう。


お腹の子は、体長8cmくらいになっていて、手足を動かす様子がはっきりと見えるようになった。
娘のときは、体重の増加について、検診のたびに注意を受けていたようだが、今度は(スタートの体重が違うから、ということもあるみたいだけれど)今のところ体重には変化がなく、不調は不調なのだけれど、激しい吐き気をともなうつわり、というわけでもなく、お腹の張りについても、受診が必要というほどではない水準で収まっていて、順調なのだそうだ。


元気いっぱいの娘は、しばらく家の中でうまく一人で遊んでいたが、こちらの家事がひと段落付きそうなのを察知したのか、「外に行きたい」と言い出したので、ボールひとつを持って、ふたりで河川敷の公園に出かけることにした。


車を避けるためでもあったのだけれど、いつもは通らない路地を通って河岸を目指す。
車の入らない幅の狭い路地は、間近なのに見慣れない景色とつながっていて、こんなところがあったのか、と驚くことがいろいろあった。
娘は、舗装されているのに少し草深い道の傍らを、うれしそうにてとてと歩いていく。


公園に着いたと思ったら、おしっこをしてしまったので、すぐ引き返すことになった。
道中自体が「目的」みたいなものなので、これはこれでいい。
ご機嫌に帰ってきた。
着替えた後、ひとしきり歌を歌ってから、お昼を食べ、3人でバタンと昼寝した。


夕方になって実家へ向かう。
来週、両親は北欧に旅行に出かける。その前に早めの「父の日」と、旅行中のことを少し打ち合わせるのが目的である。
娘を寝かしつけた後で、相方が買っていったケーキを一緒においしく食べた。
飾ってある写真がこの正月どまりになっているから、と両親に請われて、カメラのデータから娘の写真を何枚か印刷する。


印刷しながら、我が家でもデータがたまる一方でろくに印刷も整理もできていないことに少し焦りを感じた。
このまま二人目が生まれたら、きっとわけのわからないことになる。そろそろ何とかしなくては。


[fin]