全日本選抜ライフル射撃大会(50m)・2日目

会場入り口



今日も朝から三姿勢。


伏射・膝射の復調が確認できた。昨夜の結論は、実情によく合っている。
面倒くさいことをきちんと丁寧にやらないと当たらない、というごく当たり前のことを痛感した。


今日は立射が不調だった。
しかし、これも途中で徐々に解消法がわかってくる。
直前の改善点は「肩」に関するものだったのだが、それに伴う「肘」の処理のバリエーションが原因だろう。
ARでも確認して、OKならば、今後すぐ改善が可能なはずである。


関西オープンと3姿勢ともほとんど同じスコアの1138点だった(膝射が1点高かっただけ)。
立射が365で、膝射が380止まりではこんなものだろう。ファイナルを1点差で逃すも、この点数なら当然だろう。
それよりも、収穫の大きさに充実感や満足感があって、すっきりした気分だった。
次々と試合に出るのが楽しみな気持ちだ。


ファイナル進出を逃したことで、今回の出番はすべて終了。
正午過ぎにして、もう帰れてしまうことになった。
昨日はファイナルに進出したが、今日は全然だった、というKくんが、早々に帰るというので、その車に乗せてもらって山を降りることにする。


昼食を摂って、ゆっくりいろいろな人たちと情報交換をしてから会場を離れた。
学生やジュニアの強化をすすめているSさんとの話では、現時点では出場を逃した格好になっている第1回ユースオリンピックの出場意義と、今後を考えた際に不可欠になってくる中学生への射撃競技の普及について。
いずれも、まだその重要性が広く共有されていないが、間違いなく今後を左右する重要な問題だ。
K君との話で感じたのは、地方の協会で手厚く行われている選手強化事業の充実さ加減への驚きと、その意義の大きさだった。


大阪でも若手を救い上げる、合宿等を含めた強化の取り組みを急がないといけないことを、再び痛感しつつ、鉄路を関西へ向かった。


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