練習


ここまでGWをずっと射撃がらみで費やしながら、さらにまた射撃に行くのはかなり憚られる感じもあったけれど、全日本選抜50mにはとてもこのままでは行けない、という事情を説明して、午前中だけ練習に出させてもらう。


50mの練習のためだけに射撃場に行くのなんて、いつ以来だろうか。
朝一番に受付を通して、その懐かしい感じに、長いブランクを感じた。
同志社の50mメンバーが、合同練習に来ていた。
ばっとSB陣だけで7-8人、朝から並んで練習している様は、とても活気がある。


一緒に来週遠征するAさんも、今の状態ではとても大会には臨めん、と私と同じように急遽今日の午前中を練習に充てている。一緒に黙々と撃つ。


3時間、と限られた時間の中で、練習できることのありがたさをかみ締めつつ、中身の濃い練習になった。


取り繕ってしのいできた膝射をどうするか(すっきりさせるところまではまだいかないが)、ひとまず来週どう撃つかだけははっきりさせられたので、よしとする。
伏射はジャケットを戻したら、前と同じ状態に戻ったので、ひとまずは安心した。立射は、いい据銃状態に持っていくのに、まだ少し試行錯誤が要る。
立射はここ数度の試合を通じて、これまで「良かれ」と思って取り入れていた、左肩を絞り込むような動作が、狙点を狂わせる原因になっていたことに気がついたところだ。その影響を除く方向に姿勢を整えたところ、弾着予測の精度がぐっと上がったので、ほっとする。


きっかり12時には、片付けて射場を後にした。


[fin]