ノートPCの修理

壊れたのと同型のVAIO



家で、ほとんど自分の時間がないので、通勤の車内で過ごす時間がこういうものを書いたり、本を読んだりするための時間のすべてである。


昨日の帰りの車内で、いつものように網棚に荷物を置いて、膝にPCを広げていると、何の拍子にか荷物が落ちてきた。


ばさっと目の前にものが落ちて、訳もわからないうち次の瞬間にはPCが飛ばされた。
開いたモニタの上部をかすめてPCを巻き込んで荷物が落ちた、とわかるまでに一瞬の間があった。
幸い、立っている乗客はまばらで、人には迷惑が掛からなかった。


あちゃー、これはまずい、と思いながら荷物とPCを拾い上げて、元に戻す。
そのまま作動している画面にほっとするも、なんだか少しおかしい。
ためしに閉じようとすると、最後の1cm程度が閉まらない。
開いて確かめると、ヒンジの部分が無理に開いた形になって、部品と部品の隙間から中の配線が少し見えるようになってしまっている。


芯になっている金属が少し曲がってしまったようだ。
元に戻す方向に、少し力を加えてみたが、そんなことでは直らない。
あんまりやると、ほかに損傷が出てしまうかもしれないので、しかたなくそのままPCは鞄に片づけた。


今日、近所の電気屋の修理窓口でもできるのかな、とA先生に相談してみたら、「だめだめ、メーカーのカスタマーサービスに頼まないと」とのこと。
おまけに、「フレームは高いですよ」と脅される。
試しに、ソニーカスタマーサービスのページを見てみると、フレームに限らず、結構高くつくことがわかった。
その代わり、引き取りにも来てくれるし、しっかり点検して確実に直してくれそうだ。


修理の方向で検討することにする。


(追記)
Webで故障修理の受付に必要な書類を確認して、翌日、それら保証書やカルテを手許に置き、カスタマーサポートに電話した。
少し繋がるまで時間が掛かったが、丁寧な応対で症状を聞き取ってもらう。
落下と同じ扱いになる、という。
それはつまり、今確認できている故障箇所以外に破損が及んでいないか、すべて点検して修理する、ということらしい。
他にも交換などを伴う損傷が見つかることが多く、基本的に10万円くらいかかる、という風に「伝えざるを得ない」とのこと。


衝撃を受けた機械には、そういうことがあるんじゃないか、と心配していたところでもあったので、そういう風にしっかりした修理をしてもらえるのは、正規のカスタマーセンターに依頼するメリットだと受け止める。
高くつくのは確かに痛いが、自らの不注意の帰結である。愛着のある機械であるし、Xpでしか制御できないデジタルシューティングなどの機器を抱えており、今後もこれらの制御に欠かせない端末でもあるので、ひとまず、見積もりは取ってもらうことにする。


さらにその翌日、運送会社が職場まで引き取りに来てくれた。1週間くらいで見積もりが出るそうだ。


[fin]