ランクリストと打ち合わせ


昨日は、時折雪が舞いとても寒い一日だった。
日本海側の積雪を伝えるニュースも耳にしていたが、今朝の能勢への移動とあまり結びついていなかった。


1射群から撃つので、いつものように7時に出たが、市街を抜けるとすぐ、野原は真っ白に雪が積もり、道もところどころ白く積雪しているのに出くわした。
しまった、と思った。


あっという間に、周囲は完全な雪景色になった。
ノーマルタイヤの軽自動車には酷な道路状況だ。
ギアをまめにチェンジして低めに保ち、速度を急変させずに済むように、注意しながら走行する。
急な下り坂は速度を一定に保つために、ブレーキを使いながら下りる。
信号での停止では、スリップしないよう四苦八苦しながら減速し、見通しがいいところでも予測を重ねつつ、時速40kmあたりを上限に走る。


一度も滑ることなく、会場に到着したが、結構疲れてしまった。
思ったほど、到着時刻は遅くならなかったので、ほっとする。


結局、一度練習に行った後は、ふたたび銃を握ることが出来ないまま今日を迎えた。
ここのところ仕事の廻りも悪く体調が冴えないので、運転の疲れと相俟って、2回もちゃんと撃てるかな、という感じだった。
しかも、今日はその後に、選手強化関連で、学連の幹部と新しいコーチ2人、そして支部長のHさんとで、新年度の様々な強化プログラムに関して打ち合わせることになっている。


試合の滑り出しで失点が多くなる問題点について、特に意識した練習を前回にやったことから、今回はここは失敗できないと思って臨んだ。
実際、失点はあったものの非常にクリアーな内容で、満足できるものだった。
最終2シリーズに、少し疲れが出て、同じ流れの中ではうまくできない、という場面が出てきたときに、流れの方に引っ張られて崩してしまった。
98 99 98 98 97 97 587、と「またまた…」なスコアで終わったが、まずまずだったとは言える。
ペースが一定で、撃ち終わったときに疲れがあまりない、という点は、ちょっとした成長のあらわれと感じる。


2回目は、1回目を見ていた人に、ちょっと褒められたりなんかしたのが、慣れないことだったためか、その内容を意識してペースを崩してしまった。
なんだか若々しいことである。
散々失点しながら4シリーズ目を終わって、やっと、ああ、あれを意識して崩しているのか、と思い当たって、ガラッとペースを変えて立ち直って終わることが出来た。
自動採点機なので、そうそう自己採点と違わないはずなのに、私自身は99 100で上がったつもりが、99 98という結果で、そこにがっくり来たものの、まあトータルでは点数を云々するほどのものではなく、583(98 98 95 95 99 98)という少し情けない点数を晒して、今回のランクリストは終了した。


打ち合わせは、内容が複雑で多岐にわたり、うまく整理できたかどうかははなはだ心許ないが、Hさんが事前に用意してくれたレジュメのおかげでスムーズに確認は進められたし、新しいメンバーとしっかりコミュニケーションも取れたので、あれでOKだと思う。


さて、次の実戦は3月の全日本選手権になる。
少しは整えて、納得のいく射撃をできるようにしたいものである。


[fin]