再インストール


いつも持ち歩いては、この原稿などを書いているVAIOだが、たまにマイクロソフトのワードを起動させると(普段原稿書きは、軽さと安定感が大事なので、ワードパッドでやっている。テキストだけを扱うなら、ワードを走らせる必要は全くない。ごついソフトを走らせると、なんだか電池がすぐなくなってしまうような気がする)すぐ応答しなくなるようになった。


ほかのソフトは平気で、エクセルなんかもすいすい動くのに、ワードだけ具合が悪い。
職場のマシンも、不具合はいつもワードから出始める。複雑な要素を抱え込んで、破損しやすいプログラムなのかもしれない。


オフィス2003全体をいったんアンインストールして、入れなおしてみたが、ワードは同じ症状のままだったので、一念発起してCドライブをリカバリすることにした。
ほかにインストールしてあるソフトのいくつかが駄目になってしまうが、大したものはなかったのでそれらはあきらめ、すっきりさせる方をとる。


始めてみると予想通り、Xpとオフィスはちょっとした時間で入れ替わったのだが、Sp1に戻ってしまったOSや初期状態のバージョン2003をどんどんアップデートしていく作業が大変だった。
Sp3やIE8ほか、さまざまなセキュリティ関連の修正プログラムなどが、次々とダウンロードされては再起動を要求してくる。
遅くに帰宅して、食事や家事を片付けてからなので、機械には朝晩に短時間よろよろと向かうだけなので、何ステップかやってダウンロードやインストールのプロセスになったら放ったらかして眠り、また何ステップかやったら放ったらかして仕事に行く。そんな具合で、幾晩か越しで、やっとMicrosoft Updateでなにも引っかからないところまでになった。


今日、久しぶりに使ってみると、大変気持ちよく動いた。ワードも恐る恐る起動してみたが、全く問題ない。
そういえばリカバリ前は、ワードの不具合以外にも、起動時にいくつかのDLLファイルが見つからないというアラートが出たり、ファイル名の表示がだんだん青いものが増えていく、など解決できない小さな問題がいくつか目に付いており、OS自体がかなり痛んでいたのだろう。


デジタルシューティングの機器など、制御に今後もXpしか受け付けないであろうものがいくつかあり、このマシンはこれからも長く活躍してもらわねばならない。
ひとまず、すっきりと調子を取り戻してくれて一安心である。


[fin]