おおさか体協ニュース原稿

第64回国民大会を終えて:「日本新記録で2連覇!」


成年男子10m・エアライフル伏射60発競技は、オリンピック種目となっている国際競技、50mライフル伏射60発競技の10m版で、50m種目に備えたトレーニングや育成の目的で広く取り組まれています。この競技自体で国際的に競うことはありませんが、海外においても世界各国で同様のローカルルールを定めて試合が行われています。
昨年まで、1発10点満点の60発・計600点満点で競われてきましたが、優勝を満点同士で争うことも出てきたため、日本ではこの春、この種目についてはさらに10倍の精度で審査し、1発10.9点満点の60発・計654点満点で競うルールに改正されました。
ど真ん中でも、きわどくても同じ10点だけれど絶対にミスが許されない、という競技だったものが、この改正によって、10点のクオリティを終始問われ続ける競技になり、プレーの印象ががらりと変わりました。
私は過去に昨年を含めて2度、満点で優勝した経験がありますが、今回は新たなルールに対応しつつ、旧ルール上でも満点となることを心に誓って大会に臨みました。
結果的に、今年これまでに行われたどの競技会の優勝得点も上回って、日本新記録を達成すると共に、自分に課した旧ルール上での600点満点も達成して再び優勝することができました。
ルール改正を挟んで連覇したことは大変誇りに思いますし、今年もまた大阪チームに貢献できたことを、大変嬉しく思っています。これからもさらに技術を磨いて、頑張りたいと思います。


あまり嘘はないと思うのだが、射撃ってなかなか取り上げてもらえないから、と肩に力が入りすぎて、私自身が格好つけすぎてるようなのが、少しみっともなかったな、と提出してしまってから反省。
発行されるのは年が明けてから。まだ随分先のようです。


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