娘の発熱・私の不調


昨日、保育園から相方へ連絡があって、途中で迎えに行った。
38.7度の熱が出ていたという。


保育園から発熱の連絡があって、仕方なく迎えに行く、という図は、共働きに付き物なのだが、娘の剛健さに助けられてうちにはここまで無縁だった。
はじめてのこの展開も「夏休み」に入ってから、というところが、なんとも非常に「親孝行」な娘である。


早速帰りがけに小児科を受診したのだが、医師によると扁桃腺が腫れて膿がある、という。しかし最も疑われるアデノウイルスは、24時間以上経たないと検査ができない、とのこと。
「またアデノなんじゃないかなぁ」と、帰宅後に二人、明日からの予定を相談するも、娘は熱が嘘のように元気。


いやいやそのうちに来るぞ、と身構えて準備していたら、夜になってからやはりぐったりしてしまった。
食欲はあまりない。いつもなら食べるものも、少し苦手なものは徹底的に食べようとしない。
それでも、とうふ・焼き魚・きゅうり・パン・みかんは喜んでぱくぱく食べるので、ほかの嫌がるものは無理には食べさせず、早めに寝かせつけた。
私自身も昼から頭が痛く、具合が悪いので、早めに娘と寝た。
翌朝、娘は思ったほど熱は上がらず、自宅で相方が様子を見ることにした。


私は、熱こそ出ないものの、身体中凝ったようになっているので、今日は早めに仕事を切り上げて、整体に行くことにした。


久しぶりに診てもらうと、腹筋の過度の疲れと頚椎周辺のずれと疲労を指摘された。
その自覚は確かにある。腹筋は、これまでにあまりなかった疲労箇所で、今春から出るようになったものである。
基本的には腹筋はストレス、頚椎周辺は睡眠不足、から来るものだという。


声を荒げて叱る、という場面が今年に入って突然増えた。
ほぼ毎日、といっていい。
そういう形の指導が必要な生徒が、突如たくさん現れたためであるが、これが本当に身体に応える。
やれやれ、身体にそれがしっかり刻まれているのか、とあらためてがっくり来た。
うまく切り替えているつもりでも、なかなかそうはいかないようだ。


帰って娘の様子を尋ねると、昼過ぎにはほぼ平熱に下がり、明日もう一日様子を見たら大丈夫そうだ、ということでほっとした。
扁桃腺は腫れたが、アデノではなかったのだろう。
私のほうも、身体を整えて、原因もわかってしまうと、少し落ち着いた。
明日から、しばしハードな日程なので、今日も無理をせず早めに寝ることにする。


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