西日本選手権初日


地元での西日本選手権である。


シーズン前半では最重要な試合なのであるが、春先に思っていたようには準備することができなかった。
今日行われる50m3姿勢120発については、「仕上げて」臨めるとは思っていなかったが、明日の10mについては、もっと「備えて」真剣勝負ができる状態にしておきたかった。
なかなかうまくいかないものである。


さらに・・・。


先月インフルエンザ騒ぎで休校となったために、宿泊研修が延期された。
どうなるのかと思っていたら、あれよあれよと日程調整が進められて、まさかの西日本選手権直前に実施ということになってしまった。
一昨日・昨日と宿泊行事を引率して、帰宅後すぐに娘と移動、という過酷なスケジュール。
しかも私の撃つ今日の1射群目は8時スタート。車がない後輩を、朝6時に駅まで迎えに行っての射場入りである。
弱り目に祟り目、という感じで迎えることになった。


393・371・365の1129。
伏射は、無風であったことに助けられたが、技術的にも狙っていることが40発を通して出せた。精度のつめができていない部分と、修練不足から来るミスの混入は、やむをえない。
立射は入り2シリーズが91・91と苦しかったが後半94・95と、ようやく「らしい」パフォーマンスが出せた。ARの技術を50mで有効に使えるようにする工夫がやっと形になってきた気がする。調子がいい、とか、ものすごく気合が乗った、というのでなく、自分の定めた「やるべきこと」をやることによって当てる、という状態が作り出せるようになり、それがようやく弾着に結びついてきた。
膝射は、先週末の粗雑な「調整」が、(案の定)裏目に出た。臀部の痛みと相俟って、完全に崩壊した。根本的にはどうにもできなくなって、とにかく撃ちきる為に手先の技術を総動員して必死で誤魔化すだけとなる。


膝射が順当に当たっていれば、1145くらいだったわけで、今の状況とこの大会までの練習経緯からすれば、状況を正確に反映しているし、内実も「健闘」と言わざるをえない。
ほかの人の成績と並べてみると、悔しさも情けなさもあるが、自分の中で反省と分析をし、得るものを得て、次に進むことにする。


さて、今日は、夜に保育園の懇談があり、明日朝には、同じく保育園で物品の仕分け作業がある。
そのため、私の帰宅後、相方だけが保育園に行き、そのまま一人で自宅に戻る、ということになった。
今晩は、相方の父母にいろいろ手伝ってもらいながら、娘とふたりで寝起きして、明日私が試合に出かける間、娘はお留守番である。
様子を見ていると、いとこたちがにぎやかに過ごすのに混じって元気に遊びまわっている。たくましいものだ。


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