午後からの練習


週末。


平日の昼間、娘は保育園に行っているのだが、それでも「核家族状態」は、どうも私たちにとって(そして、おそらく娘にとっても)何とはない息苦しさがあって、どちらかの実家に行くことになる。
娘に関わる大人を増やして、どちらにとっても、ともに過ごす時間が「楽しい」・「面白い」の範囲で収まるようにしているだけ、と言われればそれまでなのだが。


家事を片付けてからの移動だったが、娘の起床が基準の我が家は、平日・休日を問わず朝は午前5時過ぎにスタートするため、昼には相方の実家に到着した。
明日は射撃の用事があるが、自分が撃てるわけではないので、今日は少し撃っておきたい、と思った。
お昼をいただいて、そこから練習へ向かう。


2時半から5時まで、という限られた時間だったが、練習時間としては十分意味のあるものだった。
ITや据銃に時間をたっぷりとって、過去のノートを照らしつつ、いろいろな可能性や問題点を書き出してはチェックして潰す、ということを繰り返した。
試合ではできないタイプの練習に飢えていたので、やっていることは地味なのだが、一刻一刻を惜しみつつ、あっという間に時は過ぎた。


何かが解決した、というような練習ではなかったのだが、幾つかの怪しい可能性を整理し、充実感を持って射場を後にした。


[fin]