偶然か?

今、車内の読書は「実用書」モードになっている。
横森理香の「地味めしダイエット2」、高岡英夫の「だれでも達人になれる『ゆる体操』の極意」。


地味めしダイエット〈2〉 (知恵の森文庫)

地味めしダイエット〈2〉 (知恵の森文庫)

だれでも「達人」になれる! ゆる体操の極意 (講談社+α文庫)

だれでも「達人」になれる! ゆる体操の極意 (講談社+α文庫)


この二冊が続いたのは、「生活」や「カラダ」に関心が向いているからなのだが、二冊ともに大腰筋や腸腰筋という骨盤の中にあるいわゆる「体の芯」をうまく鍛えて正しいリラックスを身につける重要性を共通して説いていることが興味深かった。


先に読んでいた「ゆる体操」については、ゆるめることが、センター(軸)などの身体意識を形作り、筋トレとはまったくちがう形で体の深層筋を刺激して、結果的に鍛えてしまうことで、しなやかかつ強い体をつくる、というところにとても惹かれている。


インナーマッスルの重要性というのは、以前から言われていて関心は持っていたのだが、その鍛え方は、セラバンドなどチューブを使った運動などに限られ「筋トレ」の延長と言えるものだった。パワーよりもバランスをメインとする射撃には今ひとつなじまない感じがして、少し試したもののそのままになっていた。


バランスを鍛える方では、最も効果的なのは「ボディバランスボード」だと今も思うのだが、そちらの感覚開発は「『素材』を増やす」というイメージであった。今回の「ゆる」はもう少し直接的な「道具」という印象である。


「地味めしダイエット2」に出てきた「ピラティス」については、あまりよく知らないので、少し調べてみたいと思っている。


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