甲南大学へ

Y103books2006-08-05



甲南大学ライフル射撃部に技術指導に行ってきた。
日本一美しい練習射場を持っているクラブではないか、と思う。
和気藹々としたいい雰囲気であったが、意外に体育会色が強く、きっちりと押さえるところを押さえたチーム、という印象である。


技術的には、きちんと積み重なったものがまだないようである。
「射撃がうまくなるとは、なにがどううまくなることだと思いますか?」
という問いかけに対して、メンタルな部分ばかり挙がってきて、具体的なものが出てこなかったのが印象的だった。


精神主義ではうまくならないぞ、と話すことからはじめ、プロセスを区切ってそれぞれの技術を示した。


1日の講習会で伝えられることは、とても限られている。
話す側は、網羅して伝えたつもりでも、はじめて聞く側にとっては、なかなか新しい技術として取り入れるところまでたどりつくことは難しいものだ。


これから強化練習と合宿があるという。
今日の内容が少しでも成績向上に結びついていくことを、わたしも楽しみにしている。


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