気分をかえる


今日はオフ。
支援メンバーやジュニア選手を会場に送り届けたり、次の種目の銃器検査を受けたり。


同じ射撃種目とはいえ普段は足を運ぶことの少ない、ビームライフル会場やセンターファイアピストル会場を行ったり来たりしました。


山間部に独立した射撃場を構えることの多いライフル会場とは異なり、ビームライフルは市街地の体育館、センターファイアピストルは警察学校が会場となります。
警察学校は市街から10キロ弱離れており、行き来はちょっとしたドライブとなりました。
岡山市を流れる旭川は水量も緑も豊かな美しい川で、ちょっと日本離れした風景を作っていました。秋晴れの下にひろがる美しい眺めに、感激しました。


今回は県庁所在地で射撃競技が行われる数少ない国体で、なんとビームライフル会場はメインスタジアム横の武道館。
なかなかない機会だと思って、帰りに陸上競技会場に立ち寄りました。


本格的な陸上競技の大会は初めて観ました。


鍛え抜かれた身体、アナウンスや観客の声援、1つ1つの挙動がもつ緊張感、1観客として感じる興奮…同じ個人競技者としておそらく共通して感じていることを想像し、そして我々の競技にないものを畏れ、羨望し、興奮しました。
女子走り高跳び、男子100m、男女800m、男子5000m…様々な決勝競技を間近に観て、感じたり考えたりすることがたくさんありました。


移動中、交通規制が敷かれてゆく対向車線と小旗を振るたくさんの人々の中を帰京される、天皇皇后両陛下の車列とすれ違ったりもしました。
短い中にもいろいろなことのあった1日でした。


今夜は大会中日でもあり、優勝者が3名も出た前半戦のチームの好成績を祝い、後半に向けてチーム全体で志気を挙げるために、夕食会をするようです。


他の競技を観戦していろいろ感じたことを糧に、明日はしっかり戦おうと思います。


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