歯医者


火曜日。
いつもならY高校への練習ですが、歯医者に行くために今日は練習を一回休みにしました。


一度虫歯になって被せていた部分の下で虫歯が再発。
しばらく痛みに耐えていたものの、抜かれるのを覚悟で歯科に駆け込んだのが6月半ば。
土台の治療がほぼ終わって、いざ被せる段になって2週連続の遠征となり、すっかり間が空いてしまいました。
「ここで間を開けたら、被せても歯が弱ってしまう」
と苦言を呈されつつ、
「どうしても無理なんです…遠征が明けたらすぐ平日の夕方でも何とか行きますから…」
と今日になったわけです。


高校生の時から治療されていて(歯医者さんは知ってるかどうか…、…カルテでわかるか)、でもこれまで会話らしい会話はしたことがなかったのですが、今日はめずらしく治療後に、


「学校の先生をされているんですか?」


と聞かれて(健康保険証でわかるからなぁ)、ちょっとした話になりました。


「わたしら医者とか歯医者には物理と化学だけ勉強してなっちゃった人が多くて。私もそうなんですが、いいことじゃないですよねぇ。まだ歯医者は『物理』と歯科治療をこじつけられる部分はある、なんて言うのもいますがね…。」
ふーん…。
高校生の時も診てもらってたなぁ、とか思い出したら、
「そうかあ…。時が流れるとこういうふうに「大人同士」として話をすることになる、ってあのころは想像できたかなぁ。」
と、昔の私をちょっと離れたところからみつめているような不思議な気分になりました。


歯の方は、今日無事に被せ終わり、次回歯石取りなどをしたらめでたく治療終了になります。


[fin]